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社会保障会議設置へ 首相「改憲は自民主導で」改造内閣発足

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初閣議に臨む安倍晋三首相(中央)と閣僚たち=首相官邸で2019年9月11日午後6時50分、川田雅浩撮影

 安倍晋三首相は11日、19閣僚のうち17閣僚を交代させる内閣改造を行い、第4次安倍再改造内閣を発足させた。首相は発足後の記者会見で「最大の挑戦は急速に進む少子高齢化への対応だ」と述べ、70歳までの就労機会確保などに向けた具体策を協議する「全世代型社会保障検討会議」を新設し、来週にも初会合を開くと表明した。憲法改正では「衆参両院の第1党の自民党が今後、憲法審査会で強いリーダーシップを発揮していくべきだ」と述べ、国会での議論を促した。

 11日午前の自民党役員人事の後、午後の皇居での認証式を経て改造内閣が発足した。第2次内閣発足から続投する麻生太郎副総理兼財務相(78)と菅義偉官房長官(70)以外の17閣僚が交代。初入閣は、戦後3番目の若さで入閣した小泉進次郎環境相(38)ら13人に上った。初入閣は昨年10月の前回改造(12人)を上回り、2001年以降の自民党政権で最多だった。

 首相は会見で「安定した土台を維持しながら、その上に老壮青、力強い突破力で令和の時代の新しい国づくりに果敢に挑戦していく。安定と挑戦の内閣だ」と改造内閣を意義づけた。小泉氏については「次の時代の自民党を担う若手」の一人とし、「手あかの付いた従来の議論ではなく若手ならではの斬新な発想での取り組みを期待する」とした。「中間貯蔵施設建設など、福島再生という大きな課題にも挑戦してもらいたい」と東京電力福島第1原発事故対応にも言及した。

 社会保障では「ライフスタイルが多様となる中で誰もが安心できる制度への改革を進める」と強調。初入閣した腹心の西村康稔経済再生担当相(56)に新設の検討会議を担当させ、厚生労働相に再任した加藤勝信氏(63)らと共に、公的年金の受給開始年齢の選択肢拡大、医療・介護制度改革などに取り組ませると説明。「令和の時代の新しい社会保障制度のあり方を大胆に構想する」と語った。

 また7月の参院選で与党が勝利し、憲法改正論議を進めることに「国民の信を得た」と強調。「選挙で約束したことを実行に移すのが政治の責任。議論を力強く推進する」と述べ、国会で「(改憲案の)中身も議論していくことが国民に求められている」とした。

 悪化が続く日韓関係に関し、「韓国にはまず、国と国との約束を守っていただきたい」と述べ、これまでの方針を維持するとした。

 首相は8月24日に、第1次政権を含む通算在職日数が大叔父の佐藤栄作元首相(在任1964~72年、2798日)を上回り、戦後最長を更新中。今回の改造で、内閣改造の回数も佐藤政権を上回る戦後最多の7回となった。副大臣・政務官人事は13日に行う。【堀和彦、杉直樹】

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