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野党はなぜ不信任案を見送ったのか 進むも地獄、退くも地獄のジレンマの果て

臨時国会の会期延長を申し入れるため、衆院議長室に向かう立憲民主党の安住淳国対委員長(中央右)、国民民主党の原口一博国対委員長(左端)、共産党の穀田恵二国対委員長(右端)ら野党各党の代表者ら=国会内で2019年12月9日午前8時59分、小川昌宏撮影

 立憲民主党など野党4党は国会会期末の9日、内閣不信任決議案の提出を見送った。否決されれば安倍晋三首相の「信任」とみなされ、「桜を見る会」を巡る問題の「幕引き感」が生じかねないと判断した。年明けの通常国会で追及を続ける。

 立憲の枝野幸男代表は党会合で「閣僚2人が引責辞任し、桜を見る会の問題点も明らかになった。英語民間試験の大学入試活用の延期もあり、今の状況で国会を閉じるのはとんでもない」と訴えた。

 これに先立ち、野党4党は「40日間の会期延長」案を衆院議院運営委員会に提出。野党の延長提案は「憲政史上異例」(立憲の安住淳国対委員長)だが、自公両党に否決された。ただ9日に断続的に行われた安住氏と自民党の森山裕国対委員長との会談で、閉会中も内閣委員会理事会を開き、桜を見る会に関して政府側と質疑を交わす合意を得た。「説明不足」の批判を恐れる与党が一定の譲歩をした。

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