会員限定有料記事 毎日新聞
菅義偉官房長官は13日午後の記者会見で、今年4月の「桜を見る会」で内閣府が作成した招待者名簿の原本となった各省庁の推薦者名簿のうち、内閣官房分は「桜を見る会の終了後1週間程度のうち」に廃棄されたと明らかにした。内閣官房の担当者から報告を受けたという。各省庁の推薦者名簿は大半が保存期間1年以上だが、内閣府と内閣官房では「首相枠」など一部の名簿が「1年未満」となっている。
菅氏は会見で、推薦者名簿の紙媒体は内閣官房のシュレッダーで細断され、電子データも同時期に廃棄されたと説明した。内閣府が廃棄した招待者名簿と同様、推薦者名簿も「データ復元は不可能だと聞いている」と話した。
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