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熊本県知事選、5日告示 新型コロナ感染拡大 現職は演説より公務 新人は選挙実施にも疑義

熊本県庁=熊本市中央区水前寺6で2019年2月21日午後1時35分、中里顕撮影

 任期満了に伴う熊本県知事選が5日告示される。現職と新人の一騎打ちとなる見込みだが、県内でも5人の新型コロナウイルス感染が確認される中、双方が告示日の出陣式中止を決めるなど異例の選挙戦になろうとしている。感染防止を理由に論戦の場が失われ、大切な争点が宙に浮く恐れも出ている。【城島勇人、清水晃平】

 「県民の生命と安全安心を守ることを最優先したい」。県選管が予定通り5日告示、22日投開票の日程で選挙をすると決めた2日、現職の蒲島郁夫氏(73)は県庁で記者会見し告示後も選挙活動より感染対策を優先する考えを示した。選挙期間中は現職も公務を最小限にして選挙活動にあたるのが通例だが、蒲島氏は演説会などは開かず、遊説車にも乗らない意向だ。有権者に直接訴える機会をみすみす逃す形だが、陣営関係者は「今選挙に傾注すれば『こんな時に』と言われる」と渋い顔だ。

 前回選で蒲島氏に敗れ、捲土(けんど)重来を期す前熊本市長の幸山政史氏(54)も切実だ。現職の場合、感染対策を強調する記者会見などの公務がアピールにもなるが、新人にその場はない。自民、公明の全面支援と連合熊本の推薦を受ける蒲島氏に対し、草の根選挙を進める幸山氏にとって、集会さえ開くのが難しい状況は痛手だ。幸山氏は「非常事態といえる状況で熊本の将来を決める大事な選挙をしていいのか」と選管の判断にも疑…

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