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「桜を見る会」考

「安倍首相は保守を名乗るべきでない」 中島岳志・東工大教授

記者会見で新型コロナウイルス感染症への対応や改正新型インフルエンザ等対策特別措置法についてプロンプターを見ながら説明する安倍晋三首相=首相官邸で2020年3月14日午後6時20分、川田雅浩撮影

 長い歴史の中で積み重ねてきたルールが安倍晋三首相の都合で骨抜きにされつつあるのではないか――。「桜を見る会」や東京高検検事長の定年延長の問題を通じ、そんな批判が高まりつつある。一方で、新型コロナウイルスへの対応を巡る首相記者会見が「なれ合い」「出来レース」と批判されるなど、メディアの安倍政権への向き合い方にも注目が集まっている。「政治とメディアの関係が岐路にある」と指摘する中島岳志・東京工業大教授(日本政治思想)に、これからの政権とメディアのあり方について聞いてみた。【大場伸也/統合デジタル取材センター】

 ――「桜を見る会」の報道をどう見ていますか。

 ◆政治とメディアの関係が岐路にあると感じています。これまで主に権力側を見ていたメディアのやり方が立ちゆかなくなった。臨界点に来たんじゃないかな。記者が権力にそんたくするより、自分たちの姿がSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを通じて読者から見られているということに気を配った方が、ジャーナリストとして健全なんじゃないかという感覚が生まれてきました。

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