メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

「言葉や公約大切に」「コロナで具体的な対策を」都知事選、識者はこう見る

東京都庁=小川信撮影

[PR]

 東京都知事選が18日告示された。今回の選挙を識者はどう見るのか。3人に聞いた。

面白さいらない 地味な仕事にも注目

 時事芸人のプチ鹿島さんの話 都知事選は毎回、立候補者の顔ぶれがにぎやかでやじ馬的にはとても好きな選挙だったが、そろそろ「面白さはいらない」と思い始めている。新型コロナウイルスの感染拡大や自然災害に際しては、自治体リーダーの仕事ぶりが住民の生活に直接響くからだ。東京湾のレインボーブリッジを(感染拡大の警告として)赤くライトアップするような派手さに目を奪われず、きちんと地味な仕事をしてくれるのか、言葉や公約を大切にする人なのか、という目線で選びたい。東京の将来への警告という意味で「東京アラート選挙」かもしれない。

候補者の「進化」に期待

 元東京都副知事の青山佾(やすし)・明治大名誉教授(公共政策)の話 都知事選は注目度が高く、メディアが大きく伝えるので、コロナ禍で街頭の人が減っても盛り上がりに影響はないと思う。注目したいのは、候補者たちがどれだけ争点を作れるか。長い17日の選挙期間で、各候補は「進化」できる。状況の変化に応じ、新たな争点を示すような柔軟さが身につけば、それは大都市のリーダーとしての資質と重なるだろう。保健・衛生分野など、人々の暮らしや行政のあり方は転換期を迎えている。コロナ対策で都の財政も悪化している。各候補が具体的な対策を出せるかどうかに着目し投票してほしい。

シビアな争点設定難しいか

 新藤宗幸・千葉大名誉教授(行政学)の話 現職の小池百合子氏は連日メディアに登場し、アピール効果は大きいが、4年前に掲げた公約はあまり実現していない。(2017年の)「希望の党」結党の経緯など、都政と国政の一体どちらを向いているのか疑問だ。他の候補者はコロナ禍で大規模集会が開催できない中で、どのように主張を伝えていくか難しさがある。コロナ対応は政策の対立軸にならず、シビアな争点を巡って有権者をかき立てる選挙にはならないだろう。財政問題も本来は大きな争点だが、危機的な状況下で争点が隠されてしまっている。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 帝国劇場が4公演中止 従業員が新型コロナ感染

  2. 名古屋の飲食店、新たに4人感染 クラスターの可能性、市検査 新型コロナ

  3. 新型コロナ 「ぜひ旅行なさって」 「GoTo」に横浜市長 /神奈川

  4. 「今、藤井聡太の将棋が面白い」 中原誠十六世名人が見る新棋聖

  5. 全国で新たに622人確認 3カ月ぶり600人超え 緊急事態解除後、最多

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです