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大分県姫島村の村長選が1日投開票され、無所属現職の藤本昭夫氏(77)が、無所属新人で元村教育委員の藤本敏和氏(71)を破り10回目の当選を果たした。全国町村会などによると、現職首長としては山梨県早川町の辻一幸町長(80)の11回に次ぎ、全国で2番目に多い当選回数となる。当日有権者数は1770人、投票率は86・21%(前回88・13%)だった。
姫島村の村長選は1955年を最後に無投票が16回続き、2016年の前回選は「61年ぶりの選挙戦」として注目を集めた。16年と同じ顔ぶれによる一騎打ちの選挙戦では、基幹産業の漁業振興などを公約に掲げた昭夫氏が、村政刷新を訴えた敏和氏を退けた。
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