
2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。
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「人災じゃないのか」 東電強制起訴、指定弁護士側上告で遺族訴え
2023/1/24 17:25 -
東電強制起訴、指定弁護士側が上告 旧経営陣2審も無罪
2023/1/24 10:23 -
田園風景、人々の営み「発酵するように」 酒造りで福島に貢献
2023/1/22 17:00 -
74歳、1年でもふるさとで 帰還の意向「有」 福島・富岡
2023/1/21 16:41動画あり -
よみがえった「地域の宝」 被災漁具など30万点復旧までの歩み
2023/1/20 18:09 -
原発事故の賠償格差是正を 福島・南相馬市が東電指針に要求書
2023/1/20 10:02 -
刑事立証に壁 原発の安全性に「ゼロリスク」認めず 東電強制起訴
2023/1/18 21:15深掘り -
「津波の現実的可能性、認識せず」 東電強制起訴、高裁判決要旨
2023/1/18 21:01
連載
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「あの日」に学び「あした」を守る
東日本大震災から間もなく10年となるのを前に、小中学生の皆さんと一緒に震災と防災について考えます。
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あの街を訪ねて
震災直後に現地で取材した記者たちが、あれから11年がたつ被災地を再訪し、考えました。
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震災と芸術・記憶をつなぐ
震災は作品づくりにどう影響したのか。自らの作品でどう伝えようとしたのか。芸術に携わる人々に聞きました。
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3・11それから
再生へ向け歩み始めた東日本大震災の被災者を記者が継続取材します。各回の続編を随時掲載します。
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砂上の原発防災
原発事故の避難計画は机上の空論になっていないのか、課題を探りました。
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遺された子どもたち
東日本大震災で親を亡くし、遺された子やその家族の「10年」の営みは。記者が訪ねました。
新着記事
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「人災じゃないのか」 東電強制起訴、指定弁護士側上告で遺族訴え
2023/1/24 17:25 645文字東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された勝俣恒久元会長(82)ら東電旧経営陣3人を無罪とした1月18日の東京高裁判決を不服として、検察官役の指定弁護士側は24日、最高裁に上告した。 ◇ 今回の強制起訴公判の被害者44人のうちの1人で養母の玉子(たまこ)さん(当時88歳
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東電強制起訴、指定弁護士側が上告 旧経営陣2審も無罪
2023/1/24 10:23 717文字東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された勝俣恒久元会長(82)ら東電旧経営陣3人を無罪とした1月18日の東京高裁判決を不服として、検察官役の指定弁護士側は24日、最高裁に上告した。 高裁判決は、東電が2008年に試算した高さ最大15・7メートルの想定津波の根拠となった政府
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田園風景、人々の営み「発酵するように」 酒造りで福島に貢献
2023/1/22 17:00 1517文字東京電力福島第1原発事故で一時避難指示が出されていた福島県南相馬市小高区で、東京出身の醸造家、立川哲之さん(29)が、ホップを混ぜる独自の製法で酒を生み出す醸造所「ぷくぷく醸造」を設立した。今はまだ自前の施設を持っておらず、各地の酒蔵を間借りしているが、いつかは小高に酒蔵を開設し、地元の米で酒を造
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74歳、1年でもふるさとで 帰還の意向「有」 福島・富岡
2023/1/21 16:41動画あり 1106文字「帰還のご希望は【有/無/保留】の中から一つ丸を付けてください」。東京電力福島第1原発事故後、福島県富岡町から避難を続けている関根憲一さん(74)の元に2022年12月24日、国と町から調査書類が届いた。「死ぬ前に1年でも2年でも、富岡で生活したい」。締め切りの1月31日を待つことなく妻八重子さん
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よみがえった「地域の宝」 被災漁具など30万点復旧までの歩み
2023/1/20 18:09 724文字文化審議会は20日、東日本大震災の津波被害に遭い、11年かけて修復と追加収集を終えた「陸前高田の漁撈(ぎょろう)用具」(岩手県陸前高田市)3028点を重要有形民俗文化財に指定するよう永岡桂子文部科学相に答申した。近く答申通り指定され、重要有形民俗文化財は226件となる。文化庁によると、大規模災害で
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原発事故の賠償格差是正を 福島・南相馬市が東電指針に要求書
2023/1/20 10:02 740文字東京電力福島第1原発事故による国の賠償基準「中間指針」が9年ぶりに見直されたことを受け、福島県南相馬市は19日、市民間の賠償格差の是正などを求める緊急要求書を東電に提出した。新指針は避難指示区域の内外の賠償格差が拡大する内容になっており、複数の区域が混在した市特有の事情を鑑みるよう訴えた。東電は新
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刑事立証に壁 原発の安全性に「ゼロリスク」認めず 東電強制起訴
2023/1/18 21:15深掘り 1594文字東京電力福島第1原発事故を巡り、強制起訴された旧経営陣3人を再び無罪とした18日の東京高裁判決は、巨大津波を予見できなかったとの1審の判断を追認した。旧経営陣に賠償責任を認めた民事裁判とは正反対の結論となり、刑事裁判の立証の壁の高さを示すとともに、無罪が相次ぐ強制起訴制度の在り方が改めて問われる結
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「津波の現実的可能性、認識せず」 東電強制起訴、高裁判決要旨
2023/1/18 21:01 1229文字東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電旧経営陣3人の東京高裁判決の要旨は次の通り。(共同) ◇津波襲来の可能性の認識 政府の地震調査研究推進本部が2002年に発表した「長期評価」は三陸沖北部から房総沖までの日本海溝よりの領域で、マグニチュード(M)8クラスの大地震が
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指定弁護士「裁判所が政治的判断」 東電強制起訴、再び無罪判決
2023/1/18 20:44 833文字東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された勝俣恒久元会長(82)ら東電旧経営陣3人の控訴審判決で東京高裁は18日、全員を無罪とした1審・東京地裁判決(2019年9月)を支持し、検察官役の指定弁護士側の控訴を棄却した。 ◇ 判決主文が言い渡された午後2時過ぎ、福島原発刑事
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父も古里も失った「誰も責任問われないのか」 東電強制起訴無罪
2023/1/18 19:31 1279文字福島第1原発事故は人災ではなかったのか――。業務上過失致死傷罪で強制起訴された東京電力旧経営陣3人の公判は、このシンプルなテーマが問われ続けてきた。1審に続いて全員を無罪とした18日の東京高裁判決は、刑事責任を「想定外の津波」だったとして否定する旧経営陣側の主張に沿った判断をした。「原発の安全責任
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高裁、1審に続き「10m超津波、予見できず」 東電旧経営陣無罪
2023/1/18 18:26 512文字東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された勝俣恒久元会長(82)ら東電旧経営陣3人の控訴審で、全員を無罪とした18日の東京高裁(細田啓介裁判長)は、3人の刑事責任が認められない理由として「10メートルを超える津波が原発に襲来することは、当時予見できなかった」と指摘した。 争
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「市民感覚」と刑事裁判の厳密さ 埋まらない強制起訴制度の溝
2023/1/18 16:21深掘り 1191文字東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された勝俣恒久元会長(82)ら東電旧経営陣3人の控訴審判決で東京高裁(細田啓介裁判長)は18日、全員を無罪とした1審・東京地裁判決(2019年9月)を支持し、検察官役の指定弁護士側の控訴を棄却した。 「原発の安全性は『万が一にも』発生する
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東電強制起訴、2審も無罪 被災者ら怒り「誰が責任取るのか」
2023/1/18 15:58 392文字東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された勝俣恒久元会長(82)ら東電旧経営陣3人を無罪とした18日の東京高裁判決に、東京・霞が関の高裁前に集まった被災者らからは「誰が責任を取るのか」などと怒りの声が上がった。 判決主文が言い渡された午後2時過ぎ、福島原発刑事訴訟支援団のメ
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東電強制起訴 旧経営陣3人、2審も無罪 東京高裁判決
2023/1/18 14:05動画あり 1160文字東京電力福島第1原発事故を巡り、業務上過失致死傷罪で強制起訴された勝俣恒久元会長(82)ら東電旧経営陣3人の控訴審判決で東京高裁は18日、全員を無罪とした1審・東京地裁判決(2019年9月)を支持し、検察官役の指定弁護士側の控訴を棄却した。細田啓介裁判長は1審同様に原発が浸水する巨大津波の予見可能
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東電旧経営陣、18日に強制起訴控訴審判決 津波の予見可能性焦点
2023/1/15 20:31 1553文字東京電力福島第1原発事故を巡り業務上過失致死傷罪で強制起訴された旧経営陣3人の控訴審で、東京高裁は18日に判決を言い渡す。2019年9月の1審・東京地裁判決は巨大津波の予見可能性を否定して全員を無罪にしており、控訴審でもこの点が最大の争点となる。22年7月には民事裁判で3人を含む旧経営陣に計約13
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福島・双葉町の町並み、ジオラマで再現へ 17日、神戸でチーム発足
2023/1/14 19:33 1495文字阪神大震災の被災者で建築士の曺弘利(チョ・ホンリ)さん(69)=神戸市=が、阪神間の大学生らと一緒に、東日本大震災の被災地、福島県双葉町の消えゆく建物などを図面に描き残し、立体的に町並みを再現するジオラマ製作に向けて活動をスタートさせる。東京電力福島第1原発事故による深刻な放射能被害も受けた双葉町
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福島第1原発 処理水海洋放出、漁業者の理解得られる見通し立たず
2023/1/13 21:37 606文字政府は13日、東京電力福島第1原発の処理水処分に関する関係閣僚会議を首相官邸で開いた。海洋放出の開始は「今年春から夏ごろ」と見込むことを確認し、新たに設けた500億円の基金で、放出の影響を受ける全国の漁業者の支援に取り組むことを、改定した行動計画に盛り込んだ。松野博一官房長官は「地元関係者の懸念に
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福島第1原発処理水 韓国外務省「国際基準に合った形で処分を」
2023/1/13 18:32 165文字韓国外務省は13日、日本政府が東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を始める時期を「今年春から夏ごろの見込み」と確認したことについて、「韓国政府は国民の健康と安全を最優先の原則としている。客観的、科学的観点から、安全で、国際法や国際基準に合った形で処分されなければならないとの立場を堅持しながら対応
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福島第1原発 処理水海洋放出は「春から夏ごろ」 関係閣僚会議
2023/1/13 12:44 556文字政府は13日、東京電力福島第1原発の処理水処分に関する関係閣僚会議を首相官邸で開いた。海洋放出の開始は「今年春から夏ごろ」と見込み、新たに設けた500億円の基金で、放出の影響を受ける全国の漁業者の支援に取り組むことを政府の行動計画に盛り込んだ。松野博一官房長官は「地元関係者の懸念に耳を傾け、丁寧な
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福島第1原発1号機で堆積物採取中断 調査装置に不具合
2023/1/12 19:28 257文字東京電力は12日、同日に予定していた福島第1原発1号機の原子炉格納容器の底にたまった堆積(たいせき)物の採取を中断したと発表した。調査ロボットの関連装置に不具合が発生したため。原因の調査が必要で、再開時期は未定としている。 計画では、水がたまっている容器内にロボットを投入し、つり下げた吸引装置で堆
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