
特集
東日本大震災
2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。
- ピックアップ
- 新着記事
-
地震予測の舞台裏
「見出しにとられますよ」そして高い発生確率だけ残された /3
3/8 08:00イチオシ図解あり -
Ball STORY
楽天・早川、グラブ手に津波から逃れた日 心に刻む使命と運命
3/8 07:00イチオシ -
始まりは「ピアノ、流されちゃった」 届けること520台、活動に幕
3/7 20:22 -
「原発の安全神話」削除一転、パネル新設 問われる伝承施設の意義
3/7 20:03深掘り -
原子力災害伝承館、被災者「教訓分からぬ」批判 半年待たず展示替え
3/7 19:13深掘り -
「娘と走りたい」大川小遺族の聖火ランナー コロナ禍でも「意味」信じて
3/7 18:00 -
義援金の恩、忘れません 台湾でイベント 東日本大震災10年
3/7 17:54 -
石巻の「ほやドル」 津波で犠牲になった祖父への「手紙」を歌に
3/7 16:43動画あり
連載
-
見つめ続ける・大震災10年
2021年春で発生10年を迎える東日本大震災。出会った人々を見つめ続ける写真記者が月日の流れと思いを伝えます。
-
絆のかたち~いま伝えたい
東日本大震災にまつわる記憶と「絆のかたち」をさまざまな人たちが伝えます。
-
震災10年思いを刻む
東日本大震災から10年。宮城県の人々が刻んだ思いを紹介します。
-
震災10年・あの時の記憶
東日本大震災から10年。「あの時の記憶」をたどります。
-
災禍越え未来へ・被災地首長の思い
東日本大震災から10年。当時、陣頭指揮を執った宮城県の首長たちに、今だから話せる悩みや未来への思いを聞きました。
-
いま思う・大震災10年
岩手県沿岸6市町の首長と知事に、震災から10年たった、いま思うことを聞きました。
-
漂流の果て
原発事故を機に見直しを迫られた日本のエネルギー政策。原発とどう向き合うのかは曖昧なまま政策は漂流しているように見えます。
-
東日本大震災10年へ
東日本大震災は2021年3月で発生から丸10年の節目を迎える。
新着記事
-
地震予測の舞台裏
「見出しにとられますよ」そして高い発生確率だけ残された /3
3/8 08:00イチオシ図解あり 4310文字国の地震調査研究推進本部・地震調査委員会が2013年5月に発表した南海トラフの長期評価は、最終的に、他の地震では使われていない手法ではじき出された30年以内の発生確率「60~70%」が前面に出されることになった。「ものすごい混乱を引き起こす」「予算に影響する」。地震や防災の専門家が激論を交わした検
-
Ball STORY
楽天・早川、グラブ手に津波から逃れた日 心に刻む使命と運命
3/8 07:00イチオシ 2290文字東日本大震災の発生から11日で10年。節目の年に、震災と切り離せない縁を持つ選手がプロ野球の世界に入った。楽天のドラフト1位ルーキー、早川隆久投手(22)だ。千葉県沿岸部の出身で小学6年時に被災し、避難生活を経験した。2013年の楽天初の日本一に「勇気づけられた」という。運命に導かれるように入団し
-
始まりは「ピアノ、流されちゃった」 届けること520台、活動に幕
3/7 20:22 1180文字東日本大震災の被災者にピアノを届ける活動を続けてきた市民団体「被災地へピアノをとどける会」(仙台市)が、震災から10年となる節目に活動を終えた。5日、520台目となる最後のピアノを宮城県東松島市の保育園に届けた。会を結成したきっかけは、ある女の子の「ピアノ、流されちゃった」という一言。会の委員長、
-
「原発の安全神話」削除一転、パネル新設 問われる伝承施設の意義
3/7 20:03深掘り 3702文字東日本大震災や東京電力福島第1原発事故の記録をどう残し、教訓をいかに後世へ伝えていくのか。首相の諮問機関「復興構想会議」も真っ先に取り上げたテーマだ。震災後、各地で伝承施設の整備が進んでいるが、「失敗例」を伝えることの難しさも浮かぶ。【高橋隆輔、竹内良和】 ◇「東電も行政も、自分の失敗は言いたくな
-
原子力災害伝承館、被災者「教訓分からぬ」批判 半年待たず展示替え
3/7 19:13深掘り 873文字東京電力福島第1原発の北4キロ。海沿いに全面ガラス張りの真新しい建物がある。東日本大震災と原発事故の記録と教訓を伝える「東日本大震災・原子力災害伝承館」(福島県双葉町、3階建て延べ約5200平方メートル)。整備費を含めた総事業費53億円は国費で賄われ、県が2020年9月にオープンさせた。だが、半年
-
-
「娘と走りたい」大川小遺族の聖火ランナー コロナ禍でも「意味」信じて
3/7 18:00 2026文字「娘の名札をつけて、一緒に走りたい」。東日本大震災で宮城県石巻市立大川小の6年生だった次女真衣さん(当時12歳)を亡くした会社員の鈴木典行さん(56)は、東京オリンピックの聖火ランナーとして走る日を待ちわびる。新型コロナウイルスの感染は今も収まらず、走ることへの迷いもある。だが「コロナ禍、震災発生
-
義援金の恩、忘れません 台湾でイベント 東日本大震災10年
3/7 17:54 404文字東日本大震災の発生から11日で10年となるのを前に、被災地に200億円超の義援金を送った台湾の人たちに感謝を伝えるイベント「謝謝(ありがとう)台湾」が7日、北部・新北市であった。10年の節目に合わせ、石碑「日台心の絆の碑」が除幕された。 イベントは台湾在住の日本人留学生らが中心となり、2012年か
-
石巻の「ほやドル」 津波で犠牲になった祖父への「手紙」を歌に
3/7 16:43動画あり 1282文字特産のホヤの魅力を発信するアイドル「ほやドル」を名乗る、宮城県石巻市のシンガー・ソングライター、萌江(もえ)さん(26)。ユニークな見た目で周囲を明るくする存在だが、東日本大震災から10年を迎える3月、津波の犠牲になった祖父を歌った曲を発表する。 「ほやっほー! いしのまき観光大使の萌江です」。2
-
コロナ禍で生きた「東日本大震災の学び」 精神科医・斎藤環さん
3/7 13:00イチオシ 3972文字コロナ禍と東日本大震災とには、いくつかの共通点がある。ウイルスと放射能。目に見えない、まだよく分かっていないリスクとどう向き合うか。リスクを高く見積もる人と、そうでない人とはどんなふうにコミュニケーションを取っていけばいいのか。精神科医の斎藤環・筑波大教授(59)は「対話」の必要性を説く。インタビ
-
被災高齢者から聞いた「座れなかった」 防災チェア、元記者開発
3/7 11:40 1899文字東日本大震災の取材でお世話になった人たちに恩返しがしたい――。元新聞記者の上田直輝さん(30)=東京都江戸川区=は2020年10月、貯金300万円を取り崩して会社を設立した。日用品などを入れて背負える防災チェアを開発し、今春からの販売を目指す。アイデアのきっかけは、記者時代に取材したある高齢被災者
-
-
ストーリー
神様、友達を返して 大川小児童、もがいた10年
3/7 10:00 5847文字新型コロナウイルスが猛威を振るっていた1月10日、宮城県内では多くの自治体が感染防止策を講じて成人式を開き、晴れ着姿の若者たちはマスクをつけて友人との再会を喜んだ。しかし、今年新成人となった武山詩織さん(20)はその日も、いつもの週末と変わらず、スーパーとコンビニエンスストアのアルバイトをはしごし
-
地震予測の舞台裏
「科学だけでいいのか」調査委トップの苦悩と異例の判断 /2
3/7 08:00イチオシ図解あり 3440文字国の地震調査研究推進本部・地震調査委員会が2013年5月に公表したマグニチュード(M)8~9クラスの南海トラフ地震の長期予測では、30年以内に「60~70%」という発生確率が前面に打ち出された。しかし、実際に議論した地震学者たちは、別の算出方法による「10~30%」を支持していた。なぜ、このような
-
なぜ歓迎されない? 「イノベ」キーワードの被災地復興構想
3/6 20:43深掘り 4232文字イノベーション(技術革新)をキーワードに、東日本大震災の被災地を復興させよう――。そんな構想が福島県で進んでいる。沿岸部(コースト)の各自治体には、最先端の技術を駆使した拠点施設がずらりと並ぶが、地元産業界の受け止めは冷ややかだ。なぜ、国と県肝いりの事業は地域に歓迎されていないのか。【春増翔太】
-
友好と発展願うモニュメント除幕 双葉町が集団避難の埼玉・加須
3/6 18:57 785文字東日本大震災による東京電力福島第1原発事故後、福島県双葉町が役場ごと集団避難していた埼玉県加須(かぞ)市の旧騎西高校で6日、震災の記憶継承と、両市町の友好と発展を願うモニュメントの除幕式があった。石碑に刻まれた「希望」を揮毫(きごう)したのは双葉町民の書道家、渡部(わたなべ)翠峰さん(78)。「共
-
漂流の果て
「原発、東電から分離を」 元新潟知事の泉田衆院議員
3/6 18:00 869文字東京電力福島第1原発事故後、新潟県知事として柏崎刈羽原発6、7号機の再稼働に慎重な姿勢をとってきた元新潟県知事の泉田裕彦・衆院議員(58)に、再稼働や東電の再建に対する考えを聞いた。 ――柏崎刈羽原発の再稼働を国も東電も進めようとしていますが、東電が運営できると考えますか。 ◆事故直後も今も、原発
-
-
首相が福島・大熊、双葉両町など視察 「国が責任持って復興」
3/6 17:11 492文字菅義偉首相は6日、福島県を訪れ、東京電力福島第1原発が立地する大熊、双葉両町など浜通り地域の沿岸市町を視察した。11日に東日本大震災から10年の節目を迎えるのに当たり、復興状況を確認するのが目的。首相は視察後、南相馬市で記者団に「これからの復興については国がしっかり責任を持って取り組んでいきたい」
-
震災前日のあなたへ 教訓伝える木碑建て替え 高校生と住民で文言
3/6 13:34 911文字東日本大震災の津波で、住民約80人が犠牲になった岩手県大槌町安渡3の古学校地区で、震災の風化を防ぎ、教訓を伝える「木碑(もくひ)」が4年ぶりに建て替えられる。県立大槌高の1~3年生10人が住民と話し合い、碑文を考案。木碑は10日に建て替えられ、11日午後2時46分から、現地で追悼行事が行われる。
-
被災免れ資格あるか葛藤 「関心持つこと大切」と活動始める大学生
3/6 13:26 948文字仙台市太白区出身で震災後、被災者の話に耳を傾ける「傾聴ボランティア」に関わってきた弘前大人文社会科学部2年の佐々木友喜さん(20)は、東日本大震災から10年を前に、震災を語り継ぐ活動を始める。自身は被災を免れ、自分に語る資格があるのかと自問もしたが、被災者と関わる中で自分にもできることがあるはずだ
-
がれきではなく「被災物」 学芸員は泣きながら痛みを拾い集めた
3/6 13:16 1481文字泥にまみれた生活器具、家からはがれたタイル片。その美術館には、東日本大震災の「被災物」が並ぶ。宮城県気仙沼市の「リアス・アーク美術館」。震災発生直後から津波に襲われた街を写真に記録し、壊された品々を集めたのは学芸員だった。極限の中で葛藤を抱えながら記録を続けた学芸員たちは何を思い、何を残そうとした
-
コロナ禍で「女性が追い詰められた理由」 精神科医・斎藤環さん
3/6 13:00イチオシ 3927文字パンデミックの渦中で「東日本大震災10年」を迎える。私たちは大震災に何を学んだのか。それはコロナ禍で生かされているのだろうか。女性がコロナ禍で追い詰められたのはなぜなのか。被災地である岩手県出身で、精神科医の斎藤環・筑波大教授(59)のインタビューを2回にわたって紹介する。【聞き手・小国綾子/オピ
-