
2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。
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天皇、皇后両陛下が東日本大震災犠牲者に供花 岩手・陸前高田
2023/6/3 19:14 -
福島第1原発処理水問題 地元理解得られぬまま、迫る海洋放出
2023/6/3 16:07 -
「特定帰還居住区域」まだら除染・解除懸念 改正福島復興措置法
2023/6/2 18:55図解あり -
原発活用GX法、福島から落胆・憤り 「事故被害者を蚊帳の外」
2023/5/31 20:35 -
韓国視察団「資料分析を継続」 海洋放出の福島第1原発処理水
2023/5/31 16:54 -
「すずめの戸締まり」気仙沼で最終上映 監督の「うしろめたさ」
2023/5/30 20:24 -
営農再開へ手探り 復興拠点でコメ栽培 高齢化など課題 福島
2023/5/28 17:00 -
「大川小悲劇繰り返さないで」 娘亡くした父ら訴え 札幌で映画上映
2023/5/28 15:00
もっと知りたい
連載
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「あの日」に学び「あした」を守る
小中学生の皆さんと一緒に震災と防災について考えます。
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震災12年・首長に聞く
東日本大震災からまもなく12年。被害が大きかった自治体の首長を中心に、復興の進捗や課題などについて考えを聞きました。
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色撮る・震災12年
東日本大震災から12年。さまざまな被災地の彩りをレンズで追います。
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帰るなら除染~復興拠点外の行方~
「帰還の意向があるなら自宅を除染する」という政府の方針。福島県4町の住民の葛藤と課題を探ります。
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あの街を訪ねて
震災直後に現地で取材した記者たちが、あれから11年がたつ被災地を再訪し、考えました。
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震災と芸術・記憶をつなぐ
震災は作品づくりにどう影響したのか。自らの作品でどう伝えようとしたのか。芸術に携わる人々に聞きました。
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3・11それから
再生へ向け歩み始めた東日本大震災の被災者を記者が継続取材します。各回の続編を随時掲載します。
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砂上の原発防災
原発事故の避難計画は机上の空論になっていないのか、課題を探りました。
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遺された子どもたち
東日本大震災で親を亡くし、遺された子やその家族の「10年」の営みは。記者が訪ねました。
新着記事
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天皇、皇后両陛下が東日本大震災犠牲者に供花 岩手・陸前高田
2023/6/3 19:14 747文字「第73回全国植樹祭」出席のため岩手県を訪問された天皇、皇后両陛下は3日、陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園で東日本大震災の犠牲者に供花された後、復興祈念公園内の震災遺構「奇跡の一本松」などを視察された。即位後初めて被災地に足を運んだ両陛下は犠牲者の冥福を祈り、被災者の話に熱心に耳を傾けた。 両
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福島第1原発処理水問題 地元理解得られぬまま、迫る海洋放出
2023/6/3 16:07 838文字政府と東京電力が準備を進める福島第1原発の処理水海洋放出。東電は5月、原発構内の準備状況を茨城、千葉両県の報道関係者に公開し、「6月末までの工事完了を目指す」と説明した。政府が「夏ごろ」と見込む放出開始の条件は「(地元の)理解」とする一方で、漁業者の反対が続く中で放出する可能性について「答えが難し
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「特定帰還居住区域」まだら除染・解除懸念 改正福島復興措置法
2023/6/2 18:55図解あり 1574文字改正福島復興再生特別措置法が2日の参院本会議で可決、成立し、東京電力福島第1原発事故に伴う帰還困難区域で希望する人が帰還できる新たな制度「特定帰還居住区域」が導入される。政府は帰還希望者の自宅周辺や道路を同区域に認定する方針だが、除染や避難指示解除が「まだら模様」になる事態を懸念する住民は多い。今
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原発活用GX法、福島から落胆・憤り 「事故被害者を蚊帳の外」
2023/5/31 20:35 707文字原発の60年超運転を可能にするなど原発活用を推進するGX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法が31日に成立したことに対し、東京電力福島第1原発事故で大きな被害があった福島県からは「蚊帳の外に置かれている」「安全性に問題がないと誰が保証するのか」などと落胆や憤りの声が聞かれた。 経済産業
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韓国視察団「資料分析を継続」 海洋放出の福島第1原発処理水
2023/5/31 16:54 295文字東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡り、現地を訪れた韓国の専門家らの視察団が31日、ソウルで記者会見した。放出計画を総合的に評価するため、今後も日本側に関連資料の提供を要請し、分析を続けると強調した。 団長を務めた韓国原子力安全委員会の劉国熙委員長は、処理水データの管理方法や施設の長期的な点
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「すずめの戸締まり」気仙沼で最終上映 監督の「うしろめたさ」
2023/5/30 20:24 1769文字国内外で大ヒットしたアニメーション映画「すずめの戸締まり」。昨年11月の公開から198日に及ぶロングラン上映は27日で最終日を迎えたが、翌28日、1日だけの特別上映会が企画された。会場は宮城県気仙沼市の市民会館。地元に映画館はなく、上映を願う市民が新海誠監督に手紙を書き、実現した。舞台あいさつに訪
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営農再開へ手探り 復興拠点でコメ栽培 高齢化など課題 福島
2023/5/28 17:00 1408文字東京電力福島第1原発事故を受けて6町村に設けられた特定復興再生拠点区域(復興拠点)で、コメの栽培が試みられている。各自治体は出荷制限の解除を目指すが、田んぼの再生と維持は手探りで進められている。【肥沼直寛】 「鬼みたいな顔してっぞ」「もう、めいっぱい」。初夏の日差しが降り注いだ5月中旬、大熊町熊に
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「大川小悲劇繰り返さないで」 娘亡くした父ら訴え 札幌で映画上映
2023/5/28 15:00 1117文字「あの日の真実」に迫った記録 東日本大震災で、児童74人と教職員10人が犠牲になった宮城県石巻市の大川小学校を巡るドキュメンタリー映画「『生きる』 大川小学校津波裁判を闘った人たち」の上映が27日、札幌市で始まり、娘を亡くした2人の父親が映画館を訪れた。当時小学5年の千聖さんを亡くした紫桃隆洋さん(
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解体予定だった幼稚園舎を「復興の拠点に」 福島で同窓会発足
2023/5/26 14:30動画あり 1501文字東京電力福島第1原発事故に伴う避難指示が解かれた町では、子どもが激減した影響で多くの学校や幼稚園が再開しないまま解体された。地域のシンボルが消えて喪失感を抱く住民は少なくない。そんな中、福島県南相馬市小高区では、小さな私立の幼稚園舎を交流や伝承の場にしようと、住民自らが保存や活用に動き始めた。【尾
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処理水への理解を機に…日本の思惑、立ちはだかる韓国世論 視察終了
2023/5/25 19:33深掘り 2808文字東京電力福島第1原発事故の処理水海洋放出計画の現状確認のため、現地を訪れていた韓国の視察団は25日、日本側との総括的な協議に臨み、主要日程を終えた。日本政府は「今年夏ごろまで」とする放出時期が迫る中、安全面から強い懸念を示してきた韓国側の理解を得てスムーズな放出に踏み切りたいとの立場だが、韓国内に
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裁判長らが被災者の古里を訪問 浪江・津島原発訴訟、原告が案内
2023/5/25 19:05動画あり 570文字東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域となった福島県浪江町津島地区の住民が、国と東電に古里の原状回復などを求めた集団訴訟の控訴審で、仙台高裁の石栗正子裁判長らが25日、事故前に原告らが暮らしていた場所を訪れた。1審の福島地裁郡山支部に続く裁判官の現地訪問で、荒廃した住宅や神社など10カ所を回った。
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韓国の専門家ら、福島第1原発を視察 処理水海洋放出を巡り
2023/5/23 19:29 293文字東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を巡り、韓国の専門家らでつくる視察団が23日、第1原発を訪れ、現地視察に入った。23、24日の2日間かけて、東電や経済産業省の説明を受けて測定確認用設備や放出設備などを視察し、科学的根拠に基づき安全性を確認するとしている。 韓国の視察団は、原発や放射線分野の専門
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福島原発事故、大雨…荒れた国見山、本格再開へ 再び観光資源に
2023/5/23 14:10 1157文字福島県南相馬市は、東京電力福島第1原発事故で立ち入りが一部制限され、その後の大雨被害で荒れた国見山(標高564メートル)の林道や登山道を再整備し、2024年春にもリニューアルして再開させる。事故後は登山を勧めてこなかったが、展望台や階段を再建し、展望台のある中腹まで車で登れる林道の通行止めも解除す
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韓国視察団が23日福島原発訪問 日韓関係改善も残るしこり
2023/5/23 10:00 996文字東京電力福島第1原発事故で生じた処理水の海洋放出を巡り、原子力などの専門家で構成する韓国の現地視察団が23日から同原発を訪れる。視察団の派遣は今月7日に開かれた日韓首脳会談での合意を受けたものだが、視察内容など細部を決める日韓当局間の調整のなかでは双方の不信感が露呈した。長年の懸案を巡っては依然と
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韓国の福島原発視察団、21日に訪日 処理水巡り専門家ら21人
2023/5/19 13:09 628文字韓国政府は19日、東京電力福島第1原発の処理水海洋放出を巡る韓国専門家らの現地視察団を21~26日に日本に派遣すると発表した。視察団は放射線分野の専門家ら21人で構成。帰国後、視察結果や日本側からの提供資料を分析し、韓国政府に報告する。 現地視察は22~25日の4日間。東京電力や日本の経済産業省、
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街灯がなくても…移住者が半数を超える町で20代が目指すもの
2023/5/14 12:00 2160文字東日本大震災のボランティアを経験した後に被災地に移り住んだ若者が復興やまちづくりに携わって移住先で活躍している。震災から12年が経過してボランティアの数が減っていく中、「移住者」となった若者に被災地との新たな関わり方について話を聞いた。【安達恒太郎】 廃炉作業中の東京電力福島第1原発が立地し、原発
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福島原発の処理水めぐり日韓局長級協議 視察団の活動内容など確認
2023/5/12 20:02 552文字日韓両政府は12日、東京電力福島第1原発事故で生じた処理水の海洋放出に関して、関係省庁による局長級協議をソウルで開いた。7日の日韓首脳会談で合意した、韓国の専門家らで構成する現地視察団について具体的な活動内容を話し合った。これに先立ち、韓国政府の朴購然(パク・クヨン)国務調整室第1次長は記者会見で
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震災で分断された心を「つなぐ、」 柳美里さんら福島で舞台芸術祭
2023/5/12 18:02 1408文字作家の柳美里さんらが12日、福島県南相馬市で記者会見し、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で被災した福島県のJR常磐線沿線で今夏に舞台芸術祭を開催すると発表した。テーマは「つなぐ、」。柳さん自身も新作の朗読を披露する予定。実行委員会は「分断を少しでもつなぎ、地域本来の美しさや魅力を体感してもら
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両陛下、植樹祭に4年ぶり参加へ 6月に岩手訪問 海に献花も
2023/5/12 17:16 516文字宮内庁は12日、天皇、皇后両陛下が第73回全国植樹祭に出席するため、6月3、4日に岩手県を訪問されると発表した。式典は4日に陸前高田市の高田松原津波復興祈念公園であり、天皇陛下はおことばを述べ、皇后雅子さまとともに苗木を植樹する。 両陛下が植樹祭の会場に出向くのは4年ぶり。新型コロナウイルスの影響
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「前進する役に立てたら」 奈良の6寺が福島・双葉地区に義援金
2023/5/12 14:20 394文字東大寺、興福寺、西大寺、薬師寺、唐招提寺(いずれも奈良市)、法隆寺(斑鳩町)でつくる南都隣山会は11日、唐招提寺で東日本大震災十三回忌の法要を営み、義援金約1700万円を福島県双葉地区教育長会に贈った。 2011年の震災から節目の年を迎え、僧侶が一堂に会し、犠牲者を追悼し復興を祈った。義援金は、6
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