
1995年1月17日に発生した阪神大震災。戦後初の大都市直下型地震が残した教訓・課題は今――。
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阪神大震災
被災の経験、伝えて残す 田辺聖子さん推敲の資料も 大阪樟蔭女子大・文学館 /大阪
2023/1/26 05:07 -
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生き残った罪悪感、語る 心理師・谷家さん、体験記を出版 /兵庫
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防災訓練、中1生担い手に 震度7想定 尼崎6地区で /兵庫
2023/1/19 05:12 -
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豊岡・新田小 犠牲女児の花、代々受け継ぐ 「みりちゃんのあさがお」つなぐ命 /兵庫
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「水や靴の準備を」 丹波篠山・西紀小 地域防災訓練 /兵庫
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5時46分 島根でも合掌 一畑薬師 /島根
2023/1/18 05:31 -
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希望の灯り、知らぬ世代へ 広島でも追悼の集い 命の重み、28年記憶つなぐ /広島
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教訓、忘れぬ こども園で防災訓練 奈良 /奈良
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阪神大震災
被災の経験、伝えて残す 田辺聖子さん推敲の資料も 大阪樟蔭女子大・文学館 /大阪
2023/1/26 05:07 423文字作家の田辺聖子さんの記録とともに阪神大震災について振り返る企画展「田辺聖子の震災記―作家としてあの震災を伝える―」が東大阪市菱屋西4の大阪樟蔭女子大・田辺聖子文学館で開かれている。3月11日まで。 田辺さんは生前、兵庫県伊丹市の自宅で被災した経験をさまざまな形で伝え、書き残すことに努めてきた。震災
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阪神大震災
生き残った罪悪感、語る 心理師・谷家さん、体験記を出版 /兵庫
2023/1/24 05:10 612文字これまでに約1万人のカウンセリングを担当してきた公認心理師の谷家優子さん(55)が、阪神大震災を生き残ったことで抱いた自身の罪悪感「サバイバーズ・ギルト」を描いた「こころに傷を負うということ」を出版した。谷家さんは「自分の体験を語るのに20年以上の時を要した。『語りたいのに語れない』各地の被災者た
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阪神大震災
防災訓練、中1生担い手に 震度7想定 尼崎6地区で /兵庫
2023/1/19 05:12 402文字尼崎市で17日、「1・17は忘れない」地域防災訓練(市など主催)があり、6地区の中学校を会場に住民ら計約2600人が参加した。メイン会場の中央中学校では、地域の担い手として1年生が避難所の運営側にも初参加。感染症対策で避難者をゾーン分けする訓練などをした。 訓練は阪神大震災の教訓を次世代に伝え、地
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阪神大震災
豊岡・新田小 犠牲女児の花、代々受け継ぐ 「みりちゃんのあさがお」つなぐ命 /兵庫
2023/1/19 05:12 886文字阪神大震災から28年の17日、豊岡市などの小中学校と幼稚園で追悼行事や防災授業が行われた。復興を応援する歌「しあわせ運べるように」を合唱する児童の姿もあった。 豊岡市立新田小学校(205人)では、震災で犠牲になった芦屋市の米津深理(みり)さん(当時5歳)が育てていたアサガオを「みりちゃんのあさがお
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阪神大震災
「水や靴の準備を」 丹波篠山・西紀小 地域防災訓練 /兵庫
2023/1/19 05:12 358文字丹波篠山市立西紀小学校で17日、地域住民や保護者も参加して「1・17は忘れない」地域防災訓練があった。児童らは、避難所でプライバシーを確保するために使う間仕切りや空気を入れて使うマットレス、災害時にかまどとして利用する防災ベンチについての説明を熱心に聞いていた。 同校では、毎年この時期に地域住民ら
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阪神大震災
5時46分 島根でも合掌 一畑薬師 /島根
2023/1/18 05:31 323文字島根県出雲市小境町の一畑薬師でも17日、追悼行事があった=写真。慰霊のため、108基の灯籠に火がともされ、午前5時46分、参加者らが手を合わせて犠牲者の冥福を祈った。 市民団体「どこでもミュージアム研究所」(同市)と一畑薬師が開き、今回で7回目になる。この日は、約10人が参加し、慰霊の鐘を突いた後
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阪神大震災
希望の灯り、知らぬ世代へ 広島でも追悼の集い 命の重み、28年記憶つなぐ /広島
2023/1/18 05:29 1490文字6434人が亡くなった阪神大震災から28年となった17日早朝、広島でも市民らが犠牲者に祈りをささげた。中区の原爆ドーム対岸の元安川親水テラスで追悼の集いがあり、「1・17つなぐ」の文字に並べた灯籠(とうろう)に被災地・神戸から運んだ「1・17希望の灯(あか)り」から分灯された火がともされると、夜明
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阪神大震災
教訓、忘れぬ こども園で防災訓練 奈良 /奈良
2023/1/18 05:28 405文字阪神大震災から28年となる17日、奈良市中登美ケ丘1の中登美こども園(小林浩子園長、園児220人)で防災訓練があった。園児らが保育士の誘導に従って避難するなど、地震が起きた時の手順を学んだ。 阪神大震災の教訓を後世に生かそうと、西消防署の協力を得て毎年、この日に開いている。 訓練は、震度6の地震で
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阪神大震災
未来に希望を 「慰霊碑」前で追悼法会 高野 /和歌山
2023/1/18 05:27 333文字高野町の高野山奥之院にある「阪神・淡路大震災物故者慰霊碑」前で17日、追悼法会が営まれた。僧侶ら約40人が読経し、犠牲者の冥福を祈った。 慰霊碑は震災翌年の1996年に建立され、高野山真言宗が毎年この日に追悼法会を営んでいる。 慰霊碑前には焼香台が設けられ、焼香する参拝者らの姿もあった。奥之院へ知
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阪神大震災
災害時に施設提供 白浜署、温泉旅館組合と協定 応援受け入れ円滑化 /和歌山
2023/1/18 05:27 714文字阪神大震災の発生から28年となった17日、白浜署と白浜温泉旅館協同組合が、大規模災害時に宿泊施設を警察の応援部隊の待機所や宿舎として利用する協定を締結した。全国の警察では、震災を教訓に広域緊急援助隊を創設し、都道府県を越えた連携で災害対応にあたってきた。他都道府県からの応援のスムーズな受け入れに役
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阪神大震災
「防災対応能力 向上を」 関西広域連合長 知事、思い語る /滋賀
2023/1/18 05:26 638文字「新長田駅前は信じられない焼け野原だった。街の色が変わっていた」――。1995年の阪神大震災から28年の17日、当時JR西日本社員だった三日月大造知事が、被災地の様子を定例記者会見で振り返った=写真。知事および関西広域連合長として「地震の記憶、教訓を刻み込み、防災対応能力を高めることが重要だ」と強
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阪神大震災
「あの日」の教訓、胸に 米原署、災害本部の設置訓練 /滋賀
2023/1/18 05:26 365文字阪神大震災の発生から28年を迎えた17日、米原署は米原市役所で代替災害警備本部の設置訓練を実施した。署員ら約15人が参加した。 同市とは2022年1月に災害時の施設利用に関する協定を結んでおり、市庁舎を使った初めての訓練。震度6強の地震が発生して署の庁舎が使用不能になったという想定で、署から無線機
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阪神大震災
市民のため身守る 木津川市で訓練 /京都
2023/1/18 05:25 660文字阪神大震災から28年を迎えた17日、木津川市で大規模地震を想定した各種訓練があった。市は職員が一斉に身を守る「シェイクアウト」訓練を、木津署は初めて市との共同による機能移転訓練を行い、改めて震災への備えを固めた。 シェイクアウト訓練は、建物や家具の倒壊で死傷者が出やすい地震発生直後に、揺れが収まる
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阪神大震災
「満月の夕」心満ちるまで この日、歌い継ぐ 京都在住 歌手・リクオさん /京都
2023/1/18 05:25 956文字1995年1月17日、阪神大震災の夜は満月だった。同じ形の月が空に浮かんだ1カ月後に生まれた歌がある。「満月の夕(ゆうべ)」。傷ついた街の情景を描き、そこから立ち上がる人々に寄り添うように、多くのミュージシャンによって歌い継がれてきた。その一人、京都在住のシンガー・ソングライター、リクオさん(58
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阪神大震災
あの日、みんなの中にある 体験ない私にできること 西宮・高木北小教諭・藤崎麻理香さん(27) /兵庫
2023/1/18 05:25 1032文字西宮市立高木北小学校で17日にあった防災学習で、6年生の担任、藤崎麻理香さん(27)は「経験した人に聞いたことや学んだことから、自分に何ができるか考えてほしい」と子どもたちに訴えた。自らも経験していない阪神大震災を、伝え続ける決意を込めた。 東京都で生まれ、親も震災を経験していない。西宮市に転居し
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阪神大震災
3.11被災者にも「特別の場」 神戸・東遊園地 /兵庫
2023/1/18 05:25 364文字神戸市の東遊園地には2011年の東日本大震災で妻を亡くした宮城県名取市の木皿俊克さん(66)も訪れた。14年から毎年参加し、「多くの出会いをもたらしてくれた特別の場」と黙とうした。 名取市の仮設住宅では、「1・17のつどい」で竹灯籠(とうろう)作りを続け20年に亡くなった山川泰宏さんや「ひょうごボ
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阪神大震災
28年“もう”でなく“まだ” 命の素晴らしさ伝える 遺族代表・上野政志さん /兵庫
2023/1/18 05:25 1539文字阪神大震災の発生から28年を迎えた17日、県内各地であった追悼行事や関連イベントで、遺族や被災者らが鎮魂の灯をともし、静かな祈りをささげた。記憶や教訓の継承が課題となる中、防災教育の授業も実施された。あの日を忘れないと誓って。 神戸市中央区の東遊園地であった「1・17のつどい」で、長女志乃さん(当
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阪神大震災
当時の経験胸に、ドラム缶鐘突き 芦屋・西法寺 /兵庫
2023/1/18 05:25 240文字芦屋市茶屋之町の西法寺では約30人が午前5時46分に黙とう。震災当時、寺では被災者が避難生活を送り、ドラム缶でたき火などをした。本堂屋上にはドラム缶で作った追悼の鐘があり、参加者が一人ずつ突いて犠牲者を悼んだ。 橋脚の倒壊などで16人が犠牲になった阪神高速道路は、同市大東町の慰霊碑に幹部ら約20人
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阪神大震災
耳に残る、遺族の慟哭 遺体安置所設営 西宮・土屋さん /兵庫
2023/1/18 05:24 467文字西宮市の西宮震災記念碑公園では17日、土屋純男さん(79)=同市=が「覚えている名前がいくつもある」と犠牲者の名前が刻まれた碑を見つめた。発生直後、避難した市立大社小学校で、遺体安置所の設営や管理を引き受けた。今も遺族の慟哭(どうこく)が耳に残る。 土屋さんは地震で自宅が全壊し、無事だった家族と大
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阪神大震災
「人に温かい兵庫」へ 「つどい」式典、知事が誓い 神戸 /兵庫
2023/1/18 05:24 368文字県などでつくる「ひょうご安全の日推進県民会議」による「1・17のつどい」が神戸市中央区の「人と防災未来センター」前であった。式典に約520人が参加し、斎藤元彦知事は「安全で安心な社会構築のため不断の努力を積み重ねる。誰ひとりとして取り残されることのない『人に温かい兵庫』を目指す」と誓った。 震災当
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