専門家に聞いた
難化予想の「情報」対策

- ―初めての「情報」でしたが、改めて振り返ってみていかがですか。
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全体的に、試作問題(22年11月)や各社模試と比較してやや易しめの問題が多かったです。模試で正答率が低くなりがちなプログラミング問題も、基礎が身についていれば解きやすく、正答率も高かったです。時間内に解き終えた生徒も多かった印象です。
- ―知識を直接問う問題はあまりなかったそうですね。
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知識を活用して考察する問題が中心でした。日常生活の身近な話題をテーマにした出題が多く、第2問に出たおつりのシミュレーションやスーパーのレシートなど、問題文をよく読めば解ける内容が多かったです。
- ―配点の割合はいかがだったでしょうか。
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1章(情報社会、情報モラル・知的財産権・法規など)からの著作権や産業財産権など知的財産権に関する法規の問題は出題されませんでした。3章(コンピュータ・プログラミング、モデル化とシミュレーションなど)と4章(データの活用と分析、情報システム問題、ネットワーク・セキュリティ技術など)からの出題割合が約8割と高く、筋道を立てて思考力を試す問題が多かったです。
- ―26年度共通テストの「情報」の入試はどうなると想定していらっしゃいますか。
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難化すると言われていますが、具体的にどのように難化するかがポイントです。特に、差がつきやすい分野であるプログラミングが難化すると考えられます。25年度は本試験より追試験の方が難易度が高い印象でした。25年度の本試験は問1がアルゴリズムで正答率が約9割だったのに対し、追試験は問1からプログラミング問題が出題されたことは次年度の参考にする必要があるでしょう。また、難化によりペース配分が重要になります。思考に時間を要する問題が増え、時間内に解き終わらないことによる得点差が生じる可能性が高くなりそうです。25年度のシミュレーションの問題も、おつりの問題でイメージしやすかったのですが、26年度は、より思考に時間を要する問題になることが考えられます。
- ―受験生はどのような対策が必要でしょうか。
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まず、25年度の本試験と追試験、さらに22年の試作問題を必ず時間を計って自力で解いてください。60分でどこまで解けるか、実力を把握することができます。解き終わらなくても必ず最後まで考えて解くことが重要です。次に、模試は非常に問題が練られているので最良の問題集と考えて受けてください。これも必ず最後まで考えて解くこと。思考を放棄して答えや解説を先に見てしまうと、思考プロセスが確認できず、いつまでたっても力がつきません。

- ―得点の取り方について、アドバイスをお願いします。
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配点割合を意識して勉強時間を配分してください。25年度の本試験、追試験ともに3章と4章が配点の約8割を占めています。後半挫折しやすい人は、問題集で後ろの方に掲載されていると思われるデータの活用、シミュレーション、プログラミングを先に解くと良いでしょう。あと、用語暗記だけで解ける問題はほとんどありません。主要な用語に絞って体系的に理解することが大切で、単なる暗記では得点は伸びないと心得てください。
- ―本番に向けて準備すべきことがあれば、教えてください。
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25年度の本試験では知的財産権に関する問題はありませんでしたが、追試験では著作権と肖像権の違いや、著作権の保護期間を覚えておかないと解けない問題がありました。知的財産権の内容は例外規定も含めて日常生活とひもづけて理解しておきたいです。
一般的に、トレース問題の正答率が低くなっています。模試の問題などを用いて、時間外で値を当てはめて追う練習を積むのが良いでしょう。この練習により、プログラミングの問題を解くうえで総合的な力を養うことができると思います。
- ―とっておきの「情報」攻略のコツを伝授してください。
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問題文を丁寧に読む習慣をつけること。どの部分がプログラムのどこに対応しているかが分かれば思考時間を節約できます。それと、得点を最大化できるように、各問題を解く順番を工夫することも有効です。これはぜひ、模試で試してみてください。
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- 本文は毎日新聞本紙特集(2025年9月24日付)を編集、引用しています。
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総長就任前からダイバーシティ推進担当理事として、DEIセンターの設立に深く関わってきました。学生との交流や議論を通して学生視点ならではの現状の問題点や課題に気付くことができる、また同センターとの関わりがない学生達とも意見交換できる場が欲しいとの声もあり、それが本来のあるべき大学の姿ではないかと学生の声に感心したと話します。ダイアナ・コー総長はイギリス植民地支配下の香港出身で、当時の社会に対しての違和感が多くあり、これらの経験を生かしてよりグローバル的で公平性・多様性のある大学を作りたいと思ったのが総長に立候補したきっかけの一つです。法政大学にとってダイバーシティとは人権であり、公平性・包摂性とは切り離すことができない大学の憲章基盤でもあります。自身の経験と照らし合わせながら「法政大学で当たり前に感じた多様性・公平性・包摂性の環境を、社会においても広げ、根づかせていけるよう、自分にできることを考えてほしい。」と学生に向けて語りました。
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