2019 スローシティ旅行年 20選
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ゴールドラッシュの栄華を極めた金鉱の街新北・瑞芳区

新北市瑞芳区に位置する3つの美しい町、「水湳洞」、「金瓜石」、「九份」。ここはそれぞれの頭文字を合わせて、『水金九』と呼ばれています。水金九は台湾鉱業の縮図と言われ、歴史的にも文化的にも価値の高い土地です。かつては炭鉱の町として栄華を誇っていたものの、大戦後は炭鉱の産量が減り、一時は町も衰退しました。その後、台湾映画のロケ地として再び注目を集めると、夜の明かりに浮かび上がる古びた町並みや建物が幻想的だと話題になり、かつてのゴールドラッシュ時代を再現するかのように、観光客が集まるようになりました。
このエリアでは、特色のあるお土産物店をぶらぶらしたり、地元の美食を味わったりすることも大きな魅力のひとつ。一通り満喫して、歩き疲れた方はぜひ茶芸館に入ってみてください。九份の茶芸館はそれぞれに特色があり、品茶のほかにも、陶磁製茶器から、台湾産の各種茶葉、お茶のいれ方と茶道、茶芸館の設計と生活美学まで知ることができます。ここにとどまって上質なお茶をいれ、くつろぎの一時を楽しむのもおすすめです。
鉱業で栄えていた時代の様子を知りたいという方は、「金瓜石」に足を伸ばしてみるのもおすすめ。金瓜石は清代に発見された金山で、昔はアジア随一の「貴金属鉱山」と呼ばれるほど発展しました。今でも貴重な歴史と文化が残されており、かつての金鉱施設をリノベーションした「黄金博物館」では、鉱夫の弁当を再現した「礦工便當」や、坑道体験、砂金採り体験などをすることができるため、金鉱文化を身近に感じることができるでしょう。

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