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漫画で解説

栄光の東京オリンピックの巻

2020年五輪開催地はどうなる? 64年大会を振り返ろう 

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2020年五輪・パラリンピックの開催地がもうすぐ決まります。 東京も候補地の1つ。 9月7日、アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれる国際オリンピック委員会(IOC)総会で決定されます。 東京、トルコ・イスタンブール、スペイン・マドリードの招致合戦は横一線とも。
東京は国立競技場では開会式・閉会式、陸上、サッカー、ラグビーを、日本武道館では柔道を、両国国技館ではボクシングを開催する計画です。 五輪は7月24日~8月9日、パラリンピックは8月25日~9月6日に開催予定。 開催が決まってから大会終了まで合計約3兆円もの経済効果があるとされています。 しかし、これは五輪やパラリンピックに「関連して動くお金」のことで「もうけ」とは別物。 人出が減る施設もありますが、そのようなマイナス要素は入っていません。 64年にも東京で五輪が開かれました。 ベルギー・ブリュッセル、米国・デトロイト、オーストリア・ウィーンを抑えて59年に開催が決定。 1964年10月10日に開幕し、日本人選手団は金メダル16個、銀メダル5個、銅メダル8個と合計29個ものメダルを獲得しました。
本当は1940年に東京大会が実現しているはずでした。 そこには日本の国力を欧米諸国に見せる目的が。 といっても、軍部は戦時体制強化に利用する意図があったようです。 しかし、37年、日中戦争に突入し、五輪どころではなくなったことから開催を返上。 64年の大会は戦災からの復興と国際社会復帰をアピールし、アジア初の開催を実現するなど、まさに栄光の東京オリンピックでした。 女子バレーが金メダルを取り、「東洋の魔女」と呼ばれたのもこの大会。
決勝のソ連戦のテレビ放送はNHKと民放の合計視聴率がなんと95.4%。 大松博文監督の「おれについてこい」は流行語となり、大松氏はその後参院議員になりました。 男子マラソンでは円谷幸吉選手が力走、銅メダルを獲得し、日本中が感動しました。 首都高速道路や東海道新幹線、体育の日など、東京オリンピックが残したものはほかにもたくさん。 もちろん、いいことばかりではありません。 大松氏は再選できず、円谷選手は68年に自殺、東京の川のあちこちを首都高が覆ってしまいました。

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