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Features・パラの主役:偶然のバネ、理想型に 世界記録をもう一度 陸上・山本篤(34)

今年5月、当時の世界記録を更新した時の山本。世界の超人とリオの地で渡り合う=徳野仁子撮影

Features・パラの主役

偶然のバネ、理想型に 世界記録をもう一度 陸上・山本篤(34)

 左脚が義足のジャンパー、山本篤(34)=スズキ浜松AC=は今年、陸上男子走り幅跳び(切断などT42)で一時、世界記録保持者となった。3大会連続のパラリンピックとなるリオデジャネイロ大会で17日、悲願の金メダルと世界記録奪還を目指して競技に臨む。

 トップレベルの選手への歩みは、苦し紛れとも言えるジャンプから始まった。2004年10月の記録会。それまでずっと健常な右足で踏み切っていたが、この時は助走しているうちに右足で踏み切るには歩数が合わないと分かった。どうしようもない。やむなく義足で踏み切った。記録に驚いた。出場できなかった同年のアテネ・パラリンピックでの銅メダルに相当していた。

 競技用の義足は、地面に着いた時の衝撃を吸収するため、ある程度たわむ。このバネのような義足の効果を生…

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