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東京五輪への道

若きアスリートたち 走り高跳び・石黒樹子選手/上 /奈良

バーを軽々と跳び越える石黒樹子選手=奈良県三郷町で、日向梓撮影

目標高く素直で謙虚 石黒樹子選手(添上高)

 自分の背丈ほどもある高さのバーを背面跳びで越える瞬間、その表情は笑っているようにも見える。石黒樹子選手(15)=添上高1年=は「『いけた』と思う時、跳ぶというより体が浮く。その感覚が気持ちいい」と魅力を語る。

 石黒選手が本格的に陸上競技を始めたのは小学5年の時。県の小学生記録会で、走り幅跳びで上位に入賞したことがきっかけとなり、友人がいた陸上クラブに入部。当初は走り幅跳びなどに取り組んでいたが、翌年からは、「楽しそうだった」という走り高跳び一本に絞り、県内の競技会でいきなり2位の好成績を収めた。

 「1日も理由なく休まず練習に来たのは、彼女くらい。素直で謙虚だけれど、高い目標を持っていて周囲への…

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