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「選考レース通じ強化」競争激化に期待

 五輪のマラソン代表選考方法が2020年東京大会から大きく変わる。18日に日本陸上競技連盟が発表した選考方法は、今年度から2年間開かれる一連の「予選」をマラソングランドチャンピオン(MGC)シリーズ、19年秋以降の「決勝」をMGCレース(仮称)とするもの。従来は五輪前年度だけの成績で決めていたが、新方式では今年度の大会から一定の結果を残すことが求められ、厳しい長期戦になる。

     日本陸連の尾県貢専務理事は「選考も強化のツール(手段)」と話し、多くの選手が積極的にマラソンへ挑む流れを作る狙い。これまでは五輪が近づくとマラソンに挑む選手が増えて記録も出る一方、他の年は参加人数、記録とも低調になる現状を問題視。ある実業団の監督は「東京五輪へ向け、今まで考えていたよりも早く準備しなければ」と意識が変わってきている。

     リオデジャネイロ五輪前、数年間の日本選手の成績を今回の選考方法に当てはめると、男子が15人、女子は12人がMGCレースに出場できる。日本陸連マラソン担当の瀬古利彦リーダーは「男女とも倍になれば」と競争の激化を期待する。

     MGCレースは19年秋以降で、同年秋の世界選手権ドーハ大会は重視せず若手主体で臨む。今後、駅伝など他の大会の日程変更に向けて関係団体と協議する。すべては東京五輪でのメダル獲得のため。評価は20年の結果でなされる。【小林悠太】

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