北海道名寄市で7月30日に行われたサマージャンプ大会。8度目の五輪出場を見据え、今夏の自身初戦に臨んだ葛西紀明(土屋ホーム)は「いつもの作戦でいった」と振り返った。本番前の試技は飛ばず、ぶっつけ本番の1回目、ヒルサイズまで50センチに迫る99・5メートルの最長不倒でトップに立った。2回目は伸びを欠いて竹内択(北野建設)に優勝をさらわれたが、45歳は健在ぶりを示す2位でこの夏を始動した。
「飛ばない葛西」のスタイルは、個人銀、団体銅メダルに輝いた前回ソチ五輪の頃から。揺るぎない技術、形…
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