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大腸菌20倍 東京・お台場、基準値超え対策へ

 2020年東京五輪・パラリンピックで水泳のオープンウオーターとトライアスロンの会場になるお台場海浜公園(東京都港区)周辺の水質について、今年7~9月の調査期間の半分以上の日で、それぞれの国際競技団体(IF)の基準を上回る大腸菌などが検出されたことが4日、明らかになった。大会組織委員会と都が同日、発表した。組織委側は菌の流入を防ぐ措置で対応可能とし、「会場変更の必要はない」との見解を示している。

     水質悪化の原因は、都心で観測された21日連続の降雨で汚水などがたまったため。都オリンピック・パラリンピック準備局は「異常気象の影響が色濃く出た」。今後は水中に布製のシートを設置して菌の流入を防ぐといい、記者会見した組織委の室伏広治スポーツ局長は「都、IFと一丸で対策を講じたい」と語った。

     調査は7月24日~9月6日の中で計26日間実施。オープンウオーターで国際水泳連盟(FINA)の基準をクリアしたのは五輪の時期に重なる21日間中10日にとどまり、ふん便性大腸菌群数がFINAの基準値の7.2倍を上回った日もあった。トライアスロンでは国際トライアスロン連合(ITU)が定める基準をクリアしたのは、わずか6日。7月末には基準値の20倍以上の大腸菌が検出された。【岩壁峻】

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