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東京パラリンピック点描・2017秋/上(その2止) 追い続けた健常選手の背中

健常のジュニア選手と一緒に練習に励む前川選手(右)=三重県四日市市の四日市中央緑地陸上競技場で3日、兵藤公治撮影

 

義足で知った走る楽しさ 事故から4年、先駆者に

 津市出身で、昨年9月のリオデジャネイロ・パラリンピック代表の前川楓(まえがわかえで)選手(19)にとって、地元で陸上女子走り幅跳びの第一人者だった井村(旧姓池田)久美子さん(36)の指導を受けられるのは、願ってもない好機だった。

 2013年に現役引退した井村さんは現在、男子棒高跳びの学生王者だった夫俊雄さんが代表の「イムラアスリートアカデミー」(三重県鈴鹿市)で指導している。そこで教えを授かる前川選手は「一つ一つの練習で『どうだった?』と細かく会話ができる。陸上をするのが好きになった」と笑みを浮かべる。

 昨年のリオ大会は100メートル(切断などT42)7位だった一方で、走り幅跳びは4位。短距離か跳躍か…

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