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20年東京パラリンピック

64年パラ車いす陸上「金」 キャズ・ウォルトンさん 一問一答

 ウォルトンさんとの主なやりとりは、次の通り。

     --2012年ロンドン・パラリンピックはBPAの職員として自国開催の祭典を支えた。

     ◆ロンドン大会は多くの試合会場が満員になったこともあり、テレビ放映も盛んで、成功例として取り上げられる。障害者アスリートが好奇の目にさらされることなく、競技者としてとらえられるようになって健常者の意識に変化をもたらしたと思う。

     --陸上、フェンシング、卓球、水泳の4競技でメダルを獲得した。

     ◆当時は競争の側面が現在と比べれば少なく、競技の水準も低かったと思う。(障害者スポーツの)財政基盤も十分ではなく、少なくとも2~3の競技をこなさないと、遠征費は出なかった。そのような状況は1980年代まで続いたが、私の野望としては、どんどんメダルを増やしたかった。その中でも、17歳で出場した64年東京大会は初めて国外に出た機会で、強く印象に残っている。

     --英国は障害者スポーツ先進国という印象を持つが、今後の課題は。

     ◆健常のアスリートと同様の医療支援が得られるようになっており、選手の競技適性を見極めるシステムも発達した。競技で収入を得る選手も増えているが、重圧も大きくなっている。けがをしたり不振になったりすれば苦しい状況に置かれる可能性もあるので、BPAでは心理的なサポートも行っている。

     --近年では日本国内でも障害者スポーツの競技性が高まり、結果も求められるようになっている。

     ◆豊かな国ではパラスポーツに求められるものも多くなり、その弊害もあると思う。結果がふるわなければ、批判的に報道をされることにもなる。選手たちはショックを受けるだろうが、そうあるべきだろう。健常者と平等の扱い方をされるには必要な過程だ。

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