平昌五輪

強風、中止相次ぐ スノボ女子いきなり決勝も

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スノーボード女子スロープスタイル予選が中止となり、引きあげる大会関係者=フェニックス・スノーパークで2018年2月11日、宮間俊樹撮影
スノーボード女子スロープスタイル予選が中止となり、引きあげる大会関係者=フェニックス・スノーパークで2018年2月11日、宮間俊樹撮影

 周囲の山々に風力発電施設が目立つほど風が強い地域である平昌。五輪開催に向けて強風の影響が心配されていたが、11日のアルペンスキー男子滑降と、スノーボード女子スロープスタイル予選が強風のため中止に。大会第3日でいきなり不安が的中した格好だ。

 旌善(チョンソン)アルペンセンターで行われる予定だった男子滑降は15日に変更。これに伴い、男子スーパー大回転が15日から翌16日に移された。フェニックス・スノーパークでの女子スロープスタイルは予選がなくなり、12日にエントリーしている26人全員が出場して決勝のみ行う。

 午後1時半開始予定だった女子スロープスタイル予選は、直前の公式練習は通常通り行われたが、競技は開始時間を30分以上延期した末に中止の決断が下された。日本代表の西田崇コーチによると、練習では風の影響でジャンプ台から着地面に届かずけがをした選手もおり、「今日できるならやったほうがよかったが、安全を考え、最高の技を出すならば、もっといい状態でやった方がいい」と歓迎。メダル獲得の期待がかかる鬼塚雅(星野…

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