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平昌五輪

斎藤慧、薬物陽性「身に覚えない」暫定資格停止

ショートトラック男子の斎藤慧がドーピング検査で陽性反応を示し、記者会見する斎藤泰雄・日本選手団長(右)=韓国・平昌で2018年2月13日午前11時15分、佐々木順一撮影

 【平昌・田原和宏、岩壁峻】スポーツ仲裁裁判所(CAS)は13日、平昌冬季五輪スピードスケート・ショートトラック男子日本代表の斎藤慧(21)=神奈川大=がドーピング検査で利尿作用のある禁止物質アセタゾラミドの陽性反応を示し、暫定の資格停止としたと発表した。斎藤は処分を受け入れ、12日に五輪選手村を離れた。CASは大会後に最終的な裁定を下すとしている。

 今大会でドーピングの陽性反応が明らかになったのは初めて。斎藤はショートトラック男子の5番手で代表入り。リレーの補欠の立場で、まだ競技には出場していなかった。

 日本選手団によると、斎藤は4日に他の選手らとともに現地入り。その夜、選手村で競技会外検査を受けた。7日に国際オリンピック委員会(IOC)からA検体で陽性反応が出たと連絡があり、その後、本人立ち会いで実施されたB検体の検査でも陽性反応が確認された。

 斎藤は日本選手団を通じて「身に覚えのないことで不可解。潔白を証明するために戦いたいが、チームに迷惑をかけるので暫定資格停止を受け入れ、自発的にチームを離脱します」とコメントした。先月29日に国内で受けた検査では陰性だった。日本選手団は「短期間で立証するのは難しい」として、大会後に行われる審議で改めて斎藤本人に責任がないことを主張するとしている。

 冬季五輪で日本代表選手がドーピング違反となった例は過去にない。夏季五輪では1984年ロサンゼルス五輪のバレーボール男子の選手から興奮剤が検出された例がある。


アセタゾラミド

 緑内障、てんかん、肺気腫などに効果がある。利尿作用があるため、筋肉増強剤の使用を隠す場合などに使われることがあり、禁止薬物に指定されている。

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