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五輪スケート

「奈緒の金は私の金」亡き住吉さん言葉に涙

ソチ五輪の壮行会で同級生から贈られたお守りを手にする小平奈緒(右)と住吉都さん=長野市の信州大で2014年1月23日、福富智撮影

信州大の同級生でソチ五輪に出場、1月に死去

 【平昌・岩壁峻】平昌冬季五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルを獲得した小平奈緒(31)=相沢病院=が、レースから一夜明けた19日に当地で行った記者会見で、2014年ソチ五輪にともに出場し今年1月に死去した住吉都さん(享年30)への思いを語り「本人の前で報告できないのは残念」と声を震わせた。

 住吉さんと小平は信州大の同級生で、ソチ五輪には同じ短距離種目の代表として出場。住吉さんは平昌五輪の代表も目指していたがかなわず、1月20日に長野市内の自宅で亡くなった。

 小平は住吉さんと最後の別れをしてから、1月24日の日本選手団結団式に主将として臨み、そして平昌五輪で戦った。その間は「彼女のことは何度も思い出すことが多くて、常に頭に浮かんだ。それでもレースに集中しなければと思っていた」という。悲しみと動揺を抑え、1000メートルの銀を含めて二つのメダルを手にした。

 小平は関係者を通じて「奈緒が金メダルを取ったら、私も金を取ったのと同じ」という生前の住吉さんの言葉を聞かされた。亡き友人の「願い」を実現し、また涙を浮かべた。

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