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聖火リレー

宮城、無念にじませ「同じ被災地、良かった」

 東日本大震災の被災地でもある宮城県石巻市は「世界中に復興が進んだ様子を示し、感謝を伝えたい」と聖火リレー出発地の誘致活動を展開してきたが、希望はかなわなかった。誘致委事務局長の伊藤和男・市体育協会長は「石巻ならなお良かったが、同じ被災地(の福島)からのスタートで被災者も元気づけられるはず。『復興五輪』が忘れられなくて良かった」と無念の思いを抑えて語った。村井嘉浩知事は毎日新聞の取材に「聖火リレーだけが復興の象徴ではない。公平な協議で決定されたのなら、きちんと協力していきたい」と述べた。

     石巻市は「復興のシンボル」として、1964年東京五輪で使用された旧国立競技場の聖火台を借り受け、2015年6月から仮設住宅団地に隣接する市総合運動公園内に展示。実際に聖火台を使って点火イベントを催すなど機運を高めてきた。伊藤会長は「事前の展示も含め、聖火を2度見られる。聖火が石巻を通る時は大いに盛り上げたい」と気持ちを切り替えていた。【百武信幸、本橋敦子】

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