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20年東京五輪・パラリンピック

聖火、アクアライン有力 「被災地」東葛、外房も期待 /千葉

 12日に発表された2020年東京五輪・パラリンピックの聖火リレーの日程で、千葉県は神奈川県から聖火を受け取り、7月2~4日に県内各地を巡って、茨城県に引き継ぐことが決まった。今後、県は県内のルート選定作業を進めるが、神奈川から入ってくるため、東京湾アクアラインを通るルートが有力視されている。【町野幸、上遠野健一、橋本利昭】

     森田健作知事はこの日の定例記者会見で、県内のルート選定について聞かれ、「神奈川から千葉なんて、アクアライン(を通る)しかないんじゃないのか」と話し、「東日本大震災の被災地や人口の多い東葛地域も頭に入れて考えておかないといけない」との考えを示した。

     アクアラインで川崎市とつながる木更津市は市議会で聖火リレー招致を決め、今月下旬に官民の協議会を発足させる。担当者は「神奈川からなら、アクアラインを通ると思っている」と期待した。

     県の担当者は「復興五輪が大きなテーマ。被災地はおそらく外さない」とも話す。東葛地域は液状化に加え、原発事故直後は放射線量が比較的高いホットスポットがあり、今も放射性物質に汚染された指定廃棄物を仮保管する。今年5月には、東葛6市の首長らが知事に地域の全6市を通るルートを要望。我孫子市の星野順一郎市長は「復興を成し遂げた街の姿を見てもらいたい。今後も6市で積極的に要望し、東葛での聖火リレーを実現したい」とコメントを出した。津波被害が大きかった旭市など3市町とともに県に要望をしてきた銚子市の越川信一市長も「引き続き要望していく」とコメント。

     一方、千葉市の熊谷俊人市長はレスリングなどの競技会場があることから、会見で「外房であったり東葛であったり千葉市から遠いエリアの人たちにも興味を持ってもらえる機運を作れるようなルートを県は考えると思う」と配慮を見せた。

     1964年の東京大会では、聖火が茨城県から入り、3日間で、成田、千葉、船橋など県北西部を中心に11市町を通って東京都に抜けるルートだった。県は今月中にも知事部局や県警、市町村会の代表者らで構成する聖火ルートや聖火ランナーを選定するための会議を設置。12月までに大会組織委員会にルート案を報告する。

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