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五輪に向け強化種目に、スピード初代女王に輝き笑顔の野中

ジャパンカップ・スピード(10日、東京・昭島)

 終盤まで16歳の伊藤ふたば(TEAM au)と競り合う展開となったが、残り三つのホールドで瞬発力に勝る野中生萌(みほう)=XFLAG=がライバルを突き放した。初代女王の称号を手にした21歳は「第1回というのは特別感がある。優勝したいと思っていた」と笑顔をのぞかせた。

 日本勢が国際大会で活躍するボルダリングとリードに対し、スピードは国内に専用施設が少なく、選手もほとんどいなかった。しかし、東京五輪ではスピードを含む3種目による「複合」が行われることで状況が一変。欧州合宿など本格的な強化活動が始まり、他の2種目同様、ジャパンカップも開催されることになった。

 野中が本格的にスピードに取り組むようになったのは2年前。世界との差はまだあるが、昨年11月のアジア選手権では8秒574の日本記録をマークし、国内では頭一つ抜けた存在となった。この日は冷たい風が吹きすさぶ厳しい気象条件だったが、決勝ではスタートで出遅れながらも出場選手で最速となる9秒388と地力の差を示した。

 日本協会は先月、日本記録の規定を正式に定めたため、この日の記録が便宜上、新たな日本記録となる。従来の記録より1秒近く遅いタイムではあるが、日本の第一人者であることに変わりはない。【田原和宏】

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