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東京五輪は無縁の初代王者・池田「スピードを極める」

ジャパンカップ・スピード(10日、東京・昭島)

 スピードの初代王者。誰よりもこのタイトルを求めていた。21歳の池田雄大(千葉県連盟)は「自分が取らなければいけないと思っていた」と力強い言葉で振り返った。

 東京五輪はスピード、ボルダリング、リードの3種目の「複合」で争われる。多くの日本選手が自国開催の五輪を目指すが、池田にその考えはない。スピードに絞って競技を続けているからだ。

 千葉・長生高で競技を始め、他の選手と同様、ボルダリングなどに打ち込んできた。転機は2年前。初めてスピードに出合い、のめり込んだ。「やればやるほど伸びる」と実感。順大で出場した2017年11月の日本学生個人選手権で優勝。昨年は世界学生選手権にも出場した。「3種目全てやる器用さはない。スピードを極めて世界のトップ層に行きたい」と独自の戦いを続ける。最近は楢崎智ら日本のトップ選手と練習し、助言することもある。

 この日は、準決勝で楢崎智、決勝で藤井と日本の二枚看板を破っての優勝。いずれも足を滑らせるなど相手のミスによる勝利だったが、池田の存在感が相手を慌てさせた格好だ。

 昨夏のアジア大会を席巻したインドネシアなど世界にはスピードが人気のある国もある。第一人者を自負する池田は「今回が転換点になるはず。人気が出るのも時間の問題」と誰よりも初開催を喜んだ。【田原和宏】

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