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Moment・復興五輪の実像

/2 「心の支援」に福島賛同

 東日本大震災発生から3カ月が経過したばかりの2011年6月末。福島県の佐藤雄平知事(当時)は発生以来、常に着用していた薄茶色の作業着姿のまま、県庁の知事室で日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長を待っていた。

 20年夏季五輪・パラリンピック開催の立候補表明が間近に迫り、JOCとして福島、岩手、宮城の被災3県に協力を要請するためだった。竹田氏は「復興のシンボル」としてサッカーなどの競技を福島で実施したい考えを示したが、佐藤氏の胸中は複雑だった。「災害の真っただ中、五輪の話はあまりにも唐突感があった」という。

 佐藤氏は災害対策本部長として陣頭指揮を執り、不眠不休だった。震災発生後、初めて県庁舎を離れたのは3…

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