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「セメンヤは生物学的に男性」新規定撤回問題 国際陸連が見解(スポニチ)

 陸上女子800メートルで五輪2連覇中のキャスター・セメンヤ(28=南アフリカ)が、男性ホルモンのテストステロン値が高い女子選手の出場資格を制限する国際陸連の新規定撤回を求めた問題で、陸連側はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に対して「セメンヤは生物学的に男性」との見解を示していたことが分かった。18日、CASはセメンヤの提訴を退けた裁定書を公開。先天的にテストステロン値が高いとされるセメンヤは「非常に傷ついた」などと反論した。

     ロイター通信によると、国際陸連側は「ジェンダーとしては女性だが、生物学的には男性」と言える選手の扱いについて言及していた。セメンヤはCASの裁定を不服として、スイスの連邦最高裁判所に上訴。同最高裁は結論が出るまでテストステロン値を下げる処置なしで800メートルに出場できるとの判断を下しており、ドーハ世界選手権(9月28日開幕)への出場意欲も示している。

     新規定の撤回を巡っては、5月1日にCASがセメンヤの訴えを退け、国際陸連の新規定を「差別的」と認めた上で「女子選手の公平性を守るという目的のために必要である」と結論づけていた。

     ▽テストステロン 男性ホルモン(アンドロゲン)の一種。数値が高いと筋肉量の増加を促すほか、骨格の発達などに影響。男性的な特徴(ひげや声変わりなどの2次性徴)の発現に作用する。女性も男性の5〜10%ながら分泌している。(スポニチ)

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