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戸辺跳びきれず悔しい優勝 金メダル戦略練り直し 走り高跳び

男子走り高跳び、優勝した戸辺直人の跳躍=福岡市の博多の森陸上競技場で2019年6月27日、徳野仁子撮影

 陸上の日本選手権は27日、福岡市の博多の森陸上競技場で開幕し、男子走り高跳びは戸辺直人(JAL)が2メートル27で4年ぶり3回目の優勝を果たした。戸辺は2月に日本記録の2メートル35を跳び、世界選手権(9~10月、ドーハ)の参加標準記録(2メートル30)を突破しているため、代表に決まった。

 2メートル27の1回目。戸辺は頂点がピタリと合い、余裕を残してクリアすると拳を突き上げた。「勝負になる」と見込んだ高さにただ一人成功し、勝負は決着。そこから世界を見据えた挑戦に入ったが、次の2メートル30を跳べず、表情に悔しさも浮かぶ優勝となった。

 助走で徐々に重心を下げながらスムーズにストライドを伸ばし、力みなく軽やかに踏み切るのが戸辺の特長。だが、この日は助走が安定せず「バランスが崩れて踏み切りがぎこちなかった」という。

 途中で助走距離を約30センチ伸ばし、1回ごとに踏み切りやクリアを修正。しかし高さは出せたものの跳躍がまとまらなかった。2メートル30、そして東京五輪の参加標準記録2メートル33に挑む理想の試合運びができず、「7月は試合がないので、そこで技術をまとめられるよう練習したい」と課題を再認識した。

 2月にドイツの室内大会で2メートル35の日本記録を跳び、今月16日にはモロッコで開かれた世界の上位選手が集うダイヤモンドリーグの大会で2位。世界で着々と実績を残す27歳は、東京五輪の金メダルを目指している。「そのためには、まず世界選手権の決勝で2メートル30台後半を跳んでメダル争いをしなければ」。目標達成に向けたシナリオを明確に描いている。【石井朗生】

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