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瀬戸 北島超え!日本勢初の世界選手権4個目金 400メートル個人メドレーで決めた(スポニチ)

<世界水泳光州2019・競泳8日目>男子400メートル個人メドレー決勝、1位でゴールした瀬戸=スポニチ提供

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水泳 世界選手権最終日(2019年7月28日 韓国・光州)

 男子400メートル個人メドレー決勝で瀬戸大也(25=ANA)が4分8秒95で、2大会ぶり3度目の優勝を飾った。世界選手権通算4個目の金メダルは、日本勢では北島康介を抜いて最多。初の頂点に立った200メートル個人メドレーに続き、2種目で東京五輪出場が内定した。200メートルバタフライを含めた個人種目1大会3個のメダルは日本勢初の快挙で、記録ずくめのVで大会を締めくくった。

 さすがに限界だった。今大会9本目のレース。スタートから先頭をキープした瀬戸は、最終泳法の自由形ラスト50メートルで日本人の母を持つリザーランド(米国)に追い上げられた。心の中で「やめてくれ」と悲鳴を上げながら必死で逃げ切り「死ぬかと思った。やっと終わった」と安堵(あんど)。自己ベストから1秒遅れ「(萩野)公介もチェース(ケイリシュ)もいなくてラッキーだった」と振り返った。

 自分のレースを貫いた。宿敵ケイリシュ(米国)がまさかの予選敗退。大本命となり前半はペースを抑える“安全策”も頭をよぎったが「来年も考えてビビらずに前半から積極的にいく」と覚悟を決めた。第1泳法のバタフライで飛び出し、200メートルのターンは後続に体1つ以上のリード。レース前に宣言した「一人旅」とはいかなかったが「最低でも金」の公約を果たした。

 個人競技で1大会三つのメダルは日本勢初の快挙だ。3種目出場の過密日程を避けるため、記録的に最も世界と差がある200メートル個人メドレーを回避する選択肢もあった。梅原孝之コーチ(49)は毎シーズン前に選択権を与えるが、瀬戸は「個人メドレーはキング・オブ・スイマー。二つとも出たい」と応じる。世界選手権4度目の挑戦で、ついに二つの個人メドレーを制覇。通算4個目の金メダルは北島を超え、日本勢単独トップとなった。

 2種目で東京五輪出場が内定。16年リオ五輪も、前年の15年世界選手権カザン大会で400メートル個人メドレーを制して出場権を得た。直後に両足かかと三角骨の除去手術を受けた影響で調整に失敗しており、同じ轍(てつ)を踏むつもりはない。「チャンピオンを誰にも譲らないようにしたい。水泳をやめたくなるぐらいのトレーニングを積んで、1年間頑張る。メインの400メートル個人メドレーでベストが出なかったので、今大会は80点ですね」。記録ずくめの優勝も通過点。まだ手にしていない五輪での金メダルをつかんだ時、真のキング・オブ・スイマーが誕生する。

 ≪男子400メートル個人メドレー最多の3度目V≫瀬戸は男子400メートル個人メドレーで3度目の優勝。これはロクテ、フェルプス(ともに米国)らを抜く史上最多。今大会は200メートルバタフライで銀、200メートル個人メドレーで金を手にしており、個人種目で1大会3個のメダルは日本勢初の快挙となった。1大会複数金メダルは03年バルセロナ大会の北島以来2人目で、同一種目の4大会連続表彰台は日本勢では前例がない。(スポニチ)

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