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多様性と調和/1(その1) シリアから海越え脱出 競泳姉妹、分かれた道

妹、五輪連続出場狙う/姉、難民支援巡り逮捕

 「多くを失った難民である私が競泳への情熱と共にここまで来た。東京に行くことができたら、このことを言いたい」。シリア出身のユスラ・マルディニ選手(21)は目を輝かせた。来年の東京五輪出場を目指す難民選手団の候補の一人。ドイツ北部ハンブルクを拠点に練習に励む。

 ダマスカス育ち。3歳から競泳コーチの父の下で姉サラさん(24)と特訓を重ね、シリア代表として世界選手権にも出場した。しかし2011年3月から内戦が本格化。17歳だった15年、屋根を突き破った不発弾がプールに飛び込んできた。「欧州へ行くしかない」。両親を説得して姉妹でシリアを脱出し、サラさんの親友がいるドイツを目指した。

 8月19日夕暮れ。密航業者が用意したゴムボートでトルコからギリシャ・レスボス島に向けて出航した。1…

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