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世界体操男子、今夜決勝 最年長神本、金へチーム先導

男子予選で平行棒の演技をする神本雄也=ドイツ・シュツットガルトで2019年10月7日、宮間俊樹撮影

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 ドイツで開かれている体操の世界選手権は9日(日本時間同日夜)、8チームで争う男子団体決勝が行われ、予選を6種目合計258・026点の3位で通過した日本は4年ぶりの金メダル奪還に挑む。大黒柱の内村航平(リンガーハット)が不在の中で、最年長の25歳で主将の神本(かもと)雄也(コナミスポーツ)が若いチームを支える。

 神本にとって今回が世界選手権のデビュー戦。7日の予選では、出場した4種目でアンカーを務めた。得意のつり輪と平行棒で力強い演技を見せ、跳馬や鉄棒では大技に挑んだ谷川翔(順大)のミスを安定した演技で締めた。本人は「いつも通り、意識しているポイントを淡々とこなした」と泰然としているが、水鳥寿思・男子強化本部長は「チームを支えたいという思いが伝わってきた」、萱和磨(セントラルスポーツ)も「チームの危機を救ってくれたのは雄也さん」と周囲は頼もしい主将をたたえた。

 日体大時代の2014年アジア大会では団体、個人総合、平行棒の3冠に輝くなど活躍を見せたが、その後はけがや調整不足もあって代表から遠のいた。16年リオデジャネイロ五輪は萱とともに補欠として同行し、目の前で団体金メダルの仲間の演技を見守った。昨秋から安定的に練習を積めるようになり、体力がついたことで技の完成度が増した。今年6月の全日本種目別選手権で念願の代表入りを決めた。

 近年の日本代表を主将としてけん引した内村が代表入りを逃し、水鳥強化本部長は「面倒見が良く、国際舞台にも強い」と神本を主将に抜てきした。「去年は航平さんという大きい背中をみんなで追いかけていた。今年は何でも言い合える雰囲気を作り、高め合えるチームを目指した」とコミュニケーションを重視してきた。7日の予選ではミスの出た選手に「気持ちで負けないように。前を向くこと」と声をかけた。

 雄也という名前は元体操選手の父堅二さん(59)が「雄大な演技をしてほしい」との思いを込めて付けた。その名の通り、大きく力強い演技で決勝でも新生日本を支える。【シュツットガルト円谷美晶】

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