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チケット当選男性「何をいまさら。納得いかない」五輪マラソン会場変更

浅草寺の雷門前を通過する前田穂南(右端)、小原怜(左から2人目)ら女子選手たち=東京都台東区で2019年9月15日、北山夏帆撮影

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 来年の東京五輪で、男子マラソンの観戦チケットに当選していた人からは観戦をあきらめるという声が相次いだ。東京都大田区の会社員男性(42)は報道で札幌開催の検討を知り、ショックを受けた。「8月の東京が暑いことは以前から分かっていたのに、何をいまさらと感じる。決め方が不透明なのが納得いかない」と憤る。

 男性は男子マラソンにだけ当選。妻と両親の4人で訪れるつもりだった。「新しい国立競技場で観戦できることも楽しみにしていた。札幌に変えるぐらいなら10月開催にずらせばいい」と語る。

 蒸し暑い東京は日本人選手に有利で、代表選考会でほぼ同じコースを経験した強みもあり、メダルを取る瞬間に立ち会えるかもしれないと期待していた。「選手の安全面を考えると札幌が妥当かなと思うが、日本人選手のアドバンテージ(優位)はない」と感じる。札幌で観戦できるとしても、飛行機を使ってまで見に行くことはしないという。

 家族と観戦を予定していた東京都足立区の菊池紗影(さえ)さん(41)は「せっかく当たったのに残念」と話す。約20万円分のチケットを申し込み、唯一当選したのが男子マラソンだった。札幌開催だと宿泊が必要になるため「行けないだろう」という。「選手の健康を考えると理解できるが、当たったチケットの扱いはどうなるのか。他の種目に振り替えてくれればいいけど……」と声を落とした。

 熊本県の女子大学生(22)も「正直、パニック状態です。なぜ、今になってなのか。チケットはもちろん、東京行きの航空券を押さえるのも、安い宿を探すのも大変だった。札幌開催だと行くことはない」と話した。【銭場裕司、金子淳、川崎桂吾】

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