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男子マラソン、最終日8月9日からの前倒しは白紙に 東京五輪

組織委、北海道、札幌市の職員らが出席して開かれた第1回実務者連絡会議=札幌市中央区の敷島北一条ビルで2019年11月8日午前10時32分、土谷純一撮影

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 札幌市での開催が決まった来夏の東京五輪のマラソンと競歩の日程で、男子マラソンを最終日の8月9日から前倒しする大会組織委員会の案が白紙に戻った。国際オリンピック委員会(IOC)が難色を示した。8日、札幌市で会場候補地を視察した組織委の武藤敏郎事務総長が取材に対し、明らかにした。

 花形の男子マラソンは最終日に実施され、閉会式の中で表彰式が行われるのが慣例。ただ札幌に会場が移り、選手がレース後に閉会式会場の東京・新国立競技場に移動するには、ドーピング検査の時間確保などが難しくなり、組織委は前倒しを検討していた。

 武藤氏によると、IOCから7日夜、組織委に「男子マラソンは最終日が慣例。工夫して何とかならないか」と連絡があったという。武藤氏は「今一度、検討する。従来通り、最終日になる可能性もある」と述べた。

 日程を巡っては、経費削減を狙いに当初の5日間から3日間への短縮が検討され、国際陸上競技連盟は8月7日に男女20キロ競歩、8日に男子50キロ競歩、9日に男女マラソンを行う案と、7月下旬に移す案を示している。

 また組織委は北海道、札幌市と実務者連絡会議を同市内で初開催し、発着点について、市内の①札幌ドーム②大通公園③円山公園――の3案を示した。大通公園を発着点とする北海道マラソンのコースを基本とする案が有力視されるが結論は持ち越された。組織委は来月3、4日のIOC理事会までに計画を絞り込んでいく方針。

 また大会経費について、武藤氏は「地元自治体は一切負担しない」と明言。道、市の負担は、会場のある東京都以外の他の自治体同様、警備や救急医療など行政経費に限られることを明確にした。【土谷純一】

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