柔道のグランドスラム(GS)大阪大会は最終日の24日、大阪市の丸善インテックアリーナ大阪で男女計5階級が行われ、女子78キロ超級は世界選手権覇者で19歳の素根輝(そね・あきら)=環太平洋大=が初優勝した。全日本柔道連盟は試合終了後に強化委員会を開き、素根を来年の東京五輪代表に選んだ。
女子78キロ級は梅木真美(ALSOK)が決勝で2018年世界選手権金メダルの浜田尚里(自衛隊)を破り、優勝した。男子100キロ級は16年リオデジャネイロ五輪銅の羽賀龍之介(旭化成)が制し、100キロ超級は太田彪雅(ひょうが)=東海大=の2位が最高。同90キロ級は今夏の世界選手権銀の向翔一郎(ALSOK)が3位に終わり、リオ五輪を制したベイカー茉秋(日本中央競馬会)も3回戦で敗退した。
今夏の世界選手権と今大会の両方で優勝した選手は、強化委員会で3分の2以上の賛成があれば、五輪代表に…
この記事は有料記事です。
残り890文字(全文1277文字)