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翔べ2020東京

番外編 64年東京五輪で聖火ランナー 小川信幸さん(73) 元甲子園球児、感謝の走り /岐阜

県内19番目の聖火ランナーとして走る小川信幸さん。トーチを持つ右手がやや下がっている=岐阜県大垣市内の東海道新幹線高架下近くで1964年10月1日(小川さん提供)

「トーチの重さは期待の重さ」

 東海道新幹線が開通した1964年10月1日、東京五輪の聖火は三重県から岐阜県入りした。県内の聖火ランナーは全41人。先頭の走者は午後1時20分、海津郡南濃町(現在の海津市)を出発した。

   ◇  ◇

 19番目の走者だった朝日大教職課程センター(瑞穂市)教授の小川信幸さん(73)は、当時17歳。県岐阜商3年で野球部主将だった。夏の甲子園大会で4強まで勝ち進んだ快挙から、まだ2カ月もたっていなかった。

 「夏前に体育の先生から教官室に呼ばれて『聖火ランナーに決まったぞ』と告げられたと思います。しかし、夏までは甲子園のことで頭がいっぱいで、ピンと来なかった。甲子園が終わってから『あっ、そういえば』という感じでした」と、大変な栄誉に浴した割に、当時の反応はあっさりしたものだったという。

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