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一語一会・私が出会った「昭和の怪物」

山本五十六と戦争/4 山本五十六はなぜ「真珠湾奇襲」を行ったか?=保阪正康

山本五十六

対米開戦に反対だった

 昭和の時代に名を刻んだ「怪物的存在」を、現代史研究の第一人者が新たな問題意識によって論じ直す好評連載。今回は、大反響の山本五十六の4回目。日米開戦に反対していた山本が、なぜ「真珠湾奇襲攻撃」という作戦を考え出すに至ったか、その胸中に迫る。(一部敬称略)

 山本五十六の考えた真珠湾奇襲攻撃作戦は、昭和十六(一九四一)年前半は海軍の指導部の人びとにわずかに明かされてはいても、軍令部内でも当初は知られずに進められた。むろん連合艦隊内部でも誰もが知っているわけではなかった。山本は、もしアメリカと戦端を開くことになったらこうした案しかないという意味を、軍令部の参謀たちはわかっていないだろうとも案じていた。

 昭和十六年四月に、連合艦隊の参謀長から軍令部の作戦部長に転じることになった福留繁に、山本は密(ひそ…

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