「いずも」空母化構想で専守防衛は形骸化
安倍政権の「防衛大綱」は、戦後保守政治が守ってきた原則を破壊するのではないか。従米構造の強化、専守防衛の形骸化、米国兵器購入による財政赤字の悪化、などが現実化しそうなのだ。国防を深く知る柳澤協二元内閣官房副長官補、山崎拓元自民党副総裁らが安全保障の危機を告発する。
憲法9条(戦争放棄)と財政法4条(赤字国債発行禁止)の間には意外な関係がある。『日本財政を斬る』(…
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安倍政権の「防衛大綱」は、戦後保守政治が守ってきた原則を破壊するのではないか。従米構造の強化、専守防衛の形骸化、米国兵器購入による財政赤字の悪化、などが現実化しそうなのだ。国防を深く知る柳澤協二元内閣官房副長官補、山崎拓元自民党副総裁らが安全保障の危機を告発する。
憲法9条(戦争放棄)と財政法4条(赤字国債発行禁止)の間には意外な関係がある。『日本財政を斬る』(…
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