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人間ドキュメント・季節の人たち

/66 「オウム」をめぐりネットでうごめいた人々=森健

森健さん=手塚耕一郎撮影

 教祖・麻原彰晃の逮捕から四年。一九九九年春、再びオウム真理教に信者が増えだしていた。

 当時、信者数は在家と出家を合わせて約千五百人。公安調査庁の把握では、サリン事件当時で一万千四百人。一九九七年には千人まで下がったが、それを底として二年で急増していた。

 舞台となっていたのは、急速に利用者が広がるインターネットだった。そこでネットを中心にうごめく人たちを取材することにした。

 ネットではオウムをめぐって多様な立場があり、不思議な関係が成立していた。オウム支持、反オウム、そしてオウム情報を発信するウオッチャーことオウマーという人たち。立場は異なれど、それぞれにリンクを張り、互いのサイトに意見を書き込んでいた。さらにそうした「敵味方」入り乱れてのオフ会まで行われてもいた。多くは二〇代の男性だった。

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