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佐高信の新・人物診断

異色官僚 佐橋滋の「非武装」 城山三郎『官僚たちの夏』のモデル

「行革」について語り合う(左から)土光敏夫、佐橋滋、石原一子の各氏=毎日新聞東京本社で1981年12月撮影

 いまや官僚といえば政治家を忖度する存在というイメージだが、かつては天下国家を第一に考え、政治と堂々渡り合う人物がいた。その代表格、城山三郎『官僚たちの夏』のモデルとなった元通産事務次官・佐橋滋を、本人から「俺のことは佐高君に訊け」とまで言われた過激な評論家が描き出す。

 かつてこの国は、出世ファーストで政治家の鼻息をうかがう官僚ばかりだったわけではない。

 城山三郎が『官僚たちの夏』(新潮文庫)の主人公、風越信吾のモデルとした佐橋滋のように、のちに首相になる佐藤栄作が通産(現経産)大臣だった時、

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