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青木理:緊急取材 松尾邦弘元検事総長、激白90分 政権vs.検察の核心 「黒川前検事長は政治に使われ過ぎた」

自宅を出て車に乗り込む黒川弘務東京高検検事長=東京都内で2020年5月21日午後4時50分、大西岳彦撮影

 かつて検察トップを務めた松尾邦弘氏は、国民的な抗議を呼んだ検察庁法改定案に、意見書を携えて痛烈な異議を突きつけた。その真意は何か。黒川弘務前検事長とはどんな人物なのか。検察と政権の関係とは? 長らく検察を見据えてきたジャーナリスト青木理氏が核心に迫る90分!

 5月15日午後、東京・霞が関の司法記者クラブで2人の元検察幹部が記者会見に臨んだ。2004年から06年まで検察トップの検事総長を務めた松尾邦弘(77)と最高検検事などを歴任した清水勇男(いさお)(85)。政権が今国会での強行成立を目指した検察庁法改定案に異議を突きつけるためであり、検事総長経験者が公然と政治的意思を表明するのは異例中の異例だった。

 この少し前には、SNS上で検察庁法改定案への抗議が燎原(りょうげん)の火のように燃え広がり、あらゆる分野の著名人が名を連ねて大きなニュースとなっていた。これもまた、日本社会では前例なきムーブメントだった。そして直後には、渦中の東京高検検事長・黒川弘務がコロナ禍の緊急事態宣言中に新聞記者らと賭け麻雀(マージャン)に興じていた事実を『週刊文春』が特報し、政権が定年延長という奇策まで弄(ろう)して固執…

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