メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

コロナ禍に便乗、超監視社会で得する奴ら 「新しい生活様式」が招来する「尊厳なき社会」

緊急事態宣言解除後初の週末を迎え、多くの人たちで混雑する渋谷のスクランブル交差点=東京都渋谷区で2020年5月30日午後3時58分、手塚耕一郎撮影

 新型コロナの世界的な蔓延という緊急事態を受けて、感染防止の観点から監視システムが張り巡らされつつある。一時的な管理は必要であろうが、この機に乗じて統制社会を構築しようとする企てもあり、私たちのチェックが必要だ。監視問題に取り組んできた斎藤貴男氏が迫る。

 政府は6月中に、新型コロナウイルスの感染追跡アプリを始動させる。当初は民間中心と広報されたが、スマートフォンのOS(基本ソフト)を持つ米グーグルと米アップルの意向で、政府主導が明確になった。

 無線通信機能を使い、一定時間以上を近距離にあったスマホ端末同士を記録して、陽性が判明した利用者と〝濃厚接触〟していた端末に警告が出される仕組みだ。保健所などが感染経路を特定するための支援も可。政府はIT各社に利用者の位置情報や移動履歴、検索履歴などの提供を求めている。参加率が全体の70%ほどに達すると、必要な精度を確保できる。

この記事は有料記事です。

残り4637文字(全文5025文字)

サンデー毎日

サンデー毎日は毎日新聞出版から毎週火曜日に発行されている週刊誌。1922年に日本で初めての総合週刊誌として創刊されました。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「うがい薬発言で現場混乱」 大阪府歯科保険医協会が吉村知事に抗議

  2. 首相会見「官邸職員が記者の腕つかむ」朝日新聞社が抗議 官邸側は否定

  3. 京都新聞記者が滋賀県を異例の提訴 旧優生保護法の関連文書開示求め

  4. ハートマークの数で分類 感染者出たススキノ店舗名 札幌市の内部資料が流出

  5. 石破氏、他派閥に秋波 「これが最後の挑戦」次期総裁選にらみ支持固め

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです