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評伝・志村けん:〝バカバカしさの極致〟を生んだ「2時間の沈黙」=江戸川大教授・西条昇

志村けんさんの死去を伝える街頭の大型ビジョン=東京都千代田区で2020年3月30日午前11時54分、宮間俊樹撮影

 コロナ禍はいったん落ち着き、緊急事態宣言は解除されたが、志村けんさんは帰ってこない。46年にわたってお茶の間に笑いを届けてきた陰で、たゆまぬ努力を続けたそぶりも見せず、「希代のコメディアン」を全うした。交流のあった評論家が、人生を照射する。

 志村けんさんが新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったのは3月29日。これまで数々の追悼番組や、所属事務所がアップする爆笑コントを観るにつけ、いまだ志村さんが亡くなった実感がわかないままでいる。

「東村山音頭」のヒットに始まり、加藤茶とのヒゲダンス、「♪カラスの勝手でしょ〜」、バカ殿様、ひとみ婆(ばあ)さん、「アイーン」などなど。代表的なギャグやコントを挙げればキリがない。コントに生涯を捧(ささ)げた人生だった。

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