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<Susumu Shimoyama “MEDIA IN 2050”>
私が今、取材をしている次の単行本『アルツハイマー征服』で会った研究者の中には、あるアルツハイマー病の遺伝子を発見してから、論文が科学ジャーナルに掲載されるまで6年かかった研究者がいた。その研究者は、「研究を始めて10年目にしてようやく一本論文が通った、これで首がつながったと、心底ほっとした」と語ったものだった。
『ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン』や『ネイチャー』『ランセット』といった科学ジャーナルについて、一度は名前を聞いたという人も多いだろう。
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