メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

校閲至極

/122 「読みにくい」漢字増加の訳は

ライトアップの試験点灯で紅葉が浮かび上がった永観堂禅林寺=京都市左京区で2020年11月5日午後6時2分、川平愛撮影

「錦秋の京都を訪ねる」――この文字を見てどう感じるでしょうか。そうだ、京都行こう。今年は外国人観光客も少ないし、Go Toトラベルを使って? いや、そういうことではなくて、「きんしゅう」という語の漢字についてです。

 9月に発表された文化庁の「国語に関する世論調査」では、漢字表記の印象を聞く問いがありました。2010年11月に追加された常用漢字のうち28字について、それぞれ使用例とともに「漢字を使うことで意味の把握が容易になる」「読みにくいので、振り仮名を付けるのが望ましい」「読みにくいので、仮名書きが望ましい」などの選択肢で答えてもらうものです。その例文の一つが「錦秋の京都を訪ねる」。錦はちょうど10年前に入った常用漢字なのです。

 結果は、「振り仮名」57・4%が最も多く、「仮名書き」を合わせると68・2%が「読みにくい」という印象を持っていました。これは今回対象の28語のうち「語彙(ごい)」72・5%に続く2位です。

この記事は有料記事です。

残り729文字(全文1144文字)

サンデー毎日

サンデー毎日は毎日新聞出版から毎週火曜日に発行されている週刊誌。1922年に日本で初めての総合週刊誌として創刊されました。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「市にうそつきと思われショック」児童扶養手当、突然の打ち切り 元夫の意外な行動

  2. 野田聖子氏、岐阜県連会長辞任を表明 保守分裂の知事選、「父と娘」の代理戦争

  3. くらしナビ・ライフスタイル @大学 大学・企業の変革主導に期待 「ジェンダー・ダイバーシティー」シンポ

  4. 「地域から協力金集めて慰安旅行」 幽霊消防団員巡り告発続々 地域社会にあつれき

  5. 大ガス、温室効果ガス2050年ゼロ宣言 「環境保護や社会貢献を意識」

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです