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人間ドキュメント・季節の人たち

早稲田大在学中からライター活動を始めた気鋭のジャーナリストが出会った人たちのドキュメントです。

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/125 総選挙の年――「国政への夢」18年前の主張=森健

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 今秋は総選挙がある。複数のベテラン議員が不出馬を表明し、世代交代も指摘されている。そこで思い出したのが、二〇〇三年総選挙で国政を志した若手たちだ。

 当時、小泉政権は勢いがあったが、野党でも動きがあった。九月下旬、2大政党制を目指そうと野党の民主党と自由党が合併。候補者には従来の「地盤・看板・鞄」の三バンをもたず、転職のように議員を目指す候補者が増えていた。選挙が近づく前、そんな彼らの取材に回ることになった。

 横浜市の南欧風マンションの一室。書棚にはサイードやチョムスキーなど反権力系哲学者の書物が並ぶ。社民党から出馬予定の上田恵子氏は小学生の頃から政治報道を見るのが好きだったという。

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