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牧太郎の青い空白い雲

元サンデー毎日編集長のベテラン記者がときにユーモアも交えて、政治や社会問題にモノ申す辛口コラムです。

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/832 暴力団「工藤会」の親分死刑判決と自民総裁選の関係?

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「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部が任意での事情聴取を求めたことに関し、衆院本会議後に記者団の質問に答える安倍晋三前首相=国会内で2020年12月4日午後3時12分、竹内幹撮影
「桜を見る会」の前夜祭を巡り、東京地検特捜部が任意での事情聴取を求めたことに関し、衆院本会議後に記者団の質問に答える安倍晋三前首相=国会内で2020年12月4日午後3時12分、竹内幹撮影

 暴力団「工藤会」による市民を標的にした殺傷事件の数々。福岡地裁は「直接証拠なし」でもトップに死刑判決を下した。

「緻密に間接証拠を積み上げれば上位者の指揮命令を立証できる」との判断だが、それなら「例の桜の事件」はどうなんだ?

「桜の事件」とは、安倍晋三前首相の後援会が主催した「桜を見る会」前夜祭の費用を安倍サイドが大量に補塡(ほてん)した事件。明らかな「有権者に対する買収行為」だ。

 ところが、東京地検特捜部は「事務所(秘書)がやったことで、親分の安倍さんに罪はない」と判断。昨年12月、元公設第1秘書のみを政治資金規正法違反(不記載)で略式起訴。安倍さんの規正法違反と公職選挙法違反(寄付の禁止)容疑では「不起訴」にした。

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