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大学倶楽部・追手門学院大

ミツバチプロジェクト 失敗糧に膨らむ夢

飼育しているセイヨウミツバチの様子を確認する学生

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 追手門学院大学に、ミツバチをキャンパスで飼育しながら、環境問題や町おこしを考える「追大ミツバチプロジェクト」という授業がある。指導する今堀洋子准教授(48)=環境工学=と20人の学生は全員が養蜂の素人。専門家を訪ねたり、資料を集めたりして、手探りで活動している。

     「女王蜂はここにいる」「蜜がたくさんできているね」。4人の学生が巣箱を開けて、ミツバチの生育状況などを確認していた。

     プロジェクトは、大学近くの神社の神木でニホンミツバチの巣を見つけた今堀准教授が考えた。ニホンミツバチは春に新しい女王蜂が生まれると、古い女王蜂の集団が引っ越す。昨春、学生が神木近くに巣作りできる箱を設置。箱で巣作りを始めたため、大学に持ち帰り飼育を始めた。

     しかし昨年7月、突然箱からミツバチが姿を消した。2年連続で受講する経営学部3年の枡田裕幸さん(20)は「環境が整っていなかった。知識の大切さを実感した」と話す。

     学生らは専門家に話を聞いた。「養蜂以外にもできることがある」と学んだことを物語にして紙芝居を作り、地域の子どもたちに読み聞かせを始めた。養蜂に適した庭を造るプロジェクトも始めた。

     今堀准教授は「学生は失敗しても次につなげていて、頼もしい」と顔をほころばせる。

     今春もニホンミツバチは捕獲できなかった。6月に養蜂しやすいセイヨウミツバチを買い、養蜂技術を蓄積する。リーダーの経営学部2年、宮脇陽輔さん(20)は「おいしい蜂蜜を採って、大学の新しいブランド商品にしたい」と夢を膨らませる。【吉田卓矢】

    追手門学院大

    公式HP:http://www.otemon.ac.jp/
    所在地:〒567-0008 大阪府茨木市西安威2-1-15
    電 話:072-641-9590

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