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東急不動産と連携 フィットネスクラブでロコモ予防

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参加者にロコモ予防の重要性を説明する町田修一准教授
参加者にロコモ予防の重要性を説明する町田修一准教授
町田修一准教授(右)の助言を受け、立ち上がりテストに挑戦する参加者
町田修一准教授(右)の助言を受け、立ち上がりテストに挑戦する参加者
2歩でどれだけの距離を歩けるかを測る2ステップテスト
2歩でどれだけの距離を歩けるかを測る2ステップテスト

 順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科の町田修一准教授が11月18日、フィットネスクラブ「東急スポーツオアシス」本駒込店(東京都文京区)で「ロコモ予防セミナー」を行った。「オアシス」を運営する東急不動産と同大が10月末、包括的連携協定を締結したことを受けて企画され、40〜70代の25人が参加した。

 町田准教授は、加齢に伴う体の変化について分かりやすく解説。骨や関節に障害が起き、歩行、衣服の着脱などの日常動作に支障をきたす「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」を防ぐには、筋力アップが欠かせないことを説明した。

 続く体力測定では、両腕を組んで座った状態から立ち上がったり、できるだけ大股で2歩歩いてみたりといったテストに挑戦した。測定結果によってロコモ度が判定されると、参加者らはスタッフの助言に真剣に耳を傾けていた。

 同区の片山裕子さん(61)は「脚の筋肉量が足りないことが、よく分かりました。これからは目的意識を持って、勧められたトレーニング法を実践します」と決意を新たにしていた。

 同社は横浜市で運営する高齢者住宅でも10月、同大が監修したロコモ予防プログラムを導入した。週5回体操教室を開き、入居者の6割が参加している。今後、各地の「オアシス」や高齢者住宅に予防プログラムを取り入れ、利用者の健康長寿をサポートしていく。

 今回の連携により同大は、個々の運動量に合わせたプログラムの開発などにデータを活用していく。町田准教授は「筋力トレーニングはやればやっただけ効果が現れる。この連携を、多くの人にロコモ予防を広めるきっかけとしたい」と話している。【上杉恵子】

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