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シベリア抑留経験者で、抑留研究に大きな業績を残した故・村山常雄さんの業績を伝え、後に続く若手研究者を育成するために創設された「村山常雄記念シベリア抑留研究奨励賞」の第1回受賞者に、法政大大学院兼任講師の小林昭菜さん(33)が、ウズベキスタン人で現在英ケンブリッジ大研究員のシェルゾッド・ムミノフさん(33)とともに選ばれた。東京都内で贈呈式が行われた。
小林さんは法政大の学部、大学院で抑留を研究。昨年9月、博士号を取得した。ソ連(当時)が抑留を行った理由を検証したことが評価された。
同賞は「シベリア抑留者支援・記録センター」が運営し公募で2年に1回、2024年まで計5回行う。賞金は14年に亡くなった村山さんが託した100万円を活用、各回20万円。【栗原俊雄】